希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名杉久武(公明党)
2021年5月17日
委員会名参議院 決算委員会
「最後に、保証型検査という点について検査院にお伺いをしたいというふうに思っております。実は同じ質問、私、この委員会で七年前に質問をいたしました。指摘型検査から是非保証型検査、こちらに会計検査院としても転換をしていっていただきたいという質問でございます。会計検査院の毎年の検査報告は、委員の皆様御存じのとおり、指摘件数や総額というものがこれ毎年報告をされ、メディア等では、今年の税金の無駄遣いは何件で幾らであった、このような報道がされることがよくございます。個々の不適切、不適正な事案がないかどうか毎年検査をしていただくこと、これ自体は非常に重要であり、価値のあるものでございます。しかし、毎年のようにこの無駄遣いの報道がクローズアップされる一方で、全体として無駄遣いがどう改善したのかということが非常に分かりづらいというふうに私は感じております。加えて、検査院による検査結果、検査院による会計検査の結果、問題箇所はこれ毎年公表されるわけでございますけれども、問題がなかった箇所について会計検査院として何か所見を述べる、保証するということはなされていないわけであります。かなり古い分析になりますけれども、会計検査院の信頼性についてのアンケート調査というものが、かなり昔ですが、行われました。その中で、信頼する理由としては、しっかりチェックをして指摘をしているというところであるんですが、信頼しないという理由の一つが、やはり行政の無駄遣いが一向に減らないと、こういう側面を指摘されているような調査も昔ございました。したがって、問題箇所だけを指摘する検査方法だけではなく、例えば一定の範囲を絞って、ここの部分については無駄なくしっかりと行政が動いている、こういったことを是非検査院としても指摘をする、表明をするような、いわゆる指摘型から保証する、保証型への検査、こういったものについての転換について是非検査院としても御検討いただければと思います。七年前、同じ質問をさせていただいたときは、当時の検査院長からは、現状の検査院法に基づく検査でできることは現状こういう状態だという御答弁ではあったとは思うんですけれども、少しでも踏み込んだ今日御答弁がいただければ大変有り難いと思いますので、森田検査院長に最後御質問したいと思います。よろしくお願いします。」