希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名山田宏(自由民主党)
2021年5月17日
委員会名参議院 決算委員会
「私はできると聞いている。まあ、お調べいただきたいと思います。ずっと長年、KBSとこのNHKのずぶずぶの関係によって、まあこういうものは映像で勝手に使ってもいいだろうというような、そういう甘えが生じているんじゃないかと、こういうふうに私は考えておりますので、よく調べていただきたいと思います。そもそも、独立国家を背景にした公共放送がですよ、それぞれの国が独立しているにもかかわらず、放送同士がずぶずぶの関係というのは問題だと思っているんですよ。そういうことを考えると、また、NHKの映像というのは国民の、視聴者の受信料によって映像が撮られているわけですから国民の財産だ、何で韓国のKBSが勝手に使えるかと。まあ、そういうことを考えますとね、やっぱりこの点についてもやはり今回の問題を惹起する原因になったんじゃないかと思っております。さて、この「緑なき島」の坑内映像につきましては、今も申し上げたとおり、そこで働いていた人は今のところ全員、全員というか、声を出している人は全員、こんな場所ではなかったと。NHKは調査したと、しかし直接の作成した人はもうお亡くなりになってできなかったと、映像をいろいろ見たけれどもなかったと。まあそれは、見たのは、見た人が見て、NHKの職員の人が見たんだけど、我々見ているわけじゃない、島民の人が見ているわけじゃない。つまり、NHKは自分の調査を信じろとただ言っているだけだ。もちろん、普通は調査は信じます、だけど、関係者が違うと言っているわけですから、そして国民の受信料によって成り立っているわけですから、NHKは。それはね、余りにもやっぱり対応としてNHKの信用を失墜させるものじゃないかと考えています。一体、この「緑なき島」の坑内映像というのは一体どこなんだということで、これは絶対端島じゃないとみんな島民は言い張っているわけです。そういう中で、いろいろ調べてみると、これは筑豊の小ヤマ、あっ、大臣いらっしゃる、大臣の御地元なんですけれども、筑豊の小ヤマではないかという、こういう指摘があります。大体、三菱のあんなでかい炭坑は、こういうちっちゃい掘り方しないんですね。裸電球もないんです、それは違反ですから。そうしたら、そこで、黒岩文人さんという人が中学時代、小ヤマで手伝ったと。そして、このNHKの映像を見ると、自分の見た小ヤマの坑内だった、坑内だと、同じだと。小ヤマで働いていた、小ヤマというのは小さい炭坑のことですが、働いていた東房さんですかね、小ヤマで、これは小ヤマというのは三菱の炭坑じゃないと、これは筑豊の小ヤマなんだ、小さい炭坑なんだと、に間違いないと。裸電球やスラ、これ小さなトロッコみたいなやつですね、は端島というそういう大きなところにはないと断言しているわけです。そして、先ほども御紹介した黒岩さん、でも、NHKの映像は何で顔が汚れていないのかねと、これ不思議だよねと、こういうことを言っているわけです。結局、私が想像するにですよ、NHKはいい映像を撮られたんです。だけど、坑内映像がやっぱり当時の規定で危ないからということで許可されなかった。坑内映像がない「緑なき島」はしようがないよねということで、どこか撮れるところないかなと探してみて、あっ、そうそうそう、筑豊にこういうのがあるから、そこで撮ってもいいんじゃないのということで、私は、キャストを集めて、そしてそういう映像らしきものを撮ったんじゃないかと想像しているんです。さあ、NHKの、あっ、これ、大臣、これ大臣の御地元、田川市の山本作兵衛、炭坑画家というのかな、の人の、これも明治の記憶遺産になっている、記憶遺産というか世界遺産になっているんですけれども、この展示会の、博物館の方からお借りして、許可を得て撮りましたけれども、小ヤマの炭坑というのはこうなんです。これ、NHKの映像そのまま。つまり、筑豊の炭坑はこういう形でやっていた。でも、端島はあり得ないんです。ないんです、こんなの。そこで、NHKの放送ガイドラインが九ページにあります。放送の基本的な姿勢というのを定めていますけれども、NHKのニュースや番組は正確でなければならない。正確であるためには事実を正しく把握することが欠かせない。で、一番下、事実関係に誤りが明らかとなった場合は速やかに訂正するとあります。しっかりこのガイドラインに沿って、もう一度ですよ、島民の人も一緒になってこの映像を、NHKの信頼というものを維持し高めていくために、やはりきちっとみんなが納得する形で検証してほしいと思うんですけれども、もう一度前田会長の御決意を伺います。」