希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名薗浦健太郎(自由民主党)
2021年4月14日
委員会名衆議院 外務委員会
「ありがとうございます。ASEAN、二、三年前ですけれども、全部行かせていただいて、いろいろな方々とお話をさせていただきました。このときに、もちろん、昼間の会談は、お互い、これをやりましょう、あれをやりましょうと言うんだけれども、そうじゃない場面で話をしていると、彼らの本音というのは、米中の引っ張り合いに巻き込まれたくない。彼らはよく、セントラリティーとユニティー、中心性と一体性といいますけれども、ASEANはASEANでやりたいんだということをよく言っていました。我々がいろいろ申し上げたのは、ASEANアウトルック、今話をいただきましたけれども、例えば、中国の一帯一路というのは、中国のナラティブ、中国の一帯一路という戦略に参加をすることによって恩恵を受けることができる、つまり中国主導である。だけれども、我々が今進めている自由で開かれたインド太平洋というのは、それぞれが主権を持っている。アメリカはアメリカのFOIPがある。インドもインドの海洋戦略を立ち上げた。豪州は豪州で独自の海洋戦略を作って、太平洋担当大臣というものまで置いて、今一生懸命やっている。日本も自分のものを持っています。そういう意味では、米中の対立に巻き込まれたくないとずっと言っていたASEANが、今話のあったASEANアウトルックという独自の海洋戦略を作って、自分たちでやるのだという意思を明確にしたのは、これは非常に画期的なことだと僕は思っています。だからこそ、今いろいろおっしゃっていましたけれども、具体的な案件で、要は、日、ASEAN両方が利益を得る共益、利益を得るような具体的な案件形成を急いでやらなければならないと考えていますけれども、今後の取組について改めてお伺いできればと思います。」