希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名東徹(日本維新の会)
2018/7/20
委員会名参議院 議院運営委員会
「私は、参議院規則改正案について意見表明をいたします。今回の規則改正の目的である行政監視委員会の機能強化については賛成はいたします。今国会の会期中だけでも、財務省の公文書の改ざんや防衛省の日報問題など、行政に対する国民の信頼を損なう事案が発覚いたしました。そのため、行政監視委員会の委員の増員を行うことにつきましては反対はいたしません。しかし、このような行政監視機能の強化が、参議院選挙制度の議論の中で自民党による定数六増の理由として持ち出されたことには納得はできません。そもそも行政監視委員会自体、これまで機能していたとは言えません。平成二十九年は四回開催されていますが、実質的に審議されたのは一回だけです。安倍政権になった五年間を見ても、審議をしたのは十回で、平均すれば年に僅か二回しかありません。定数を増やす前に、まずこのような委員会の在り方自体を見直す必要があります。参議院議員は、衆議院の半分の人数で衆議院と同じ法案の審議を行っており、これ以上人を増やす余裕はないという意見もありますが、しかし、これは衆議院の定数が多過ぎることを示しているだけで、参議院の定数を増やす理由にはなりません。しかも、参議院は、一度当選すれば六年間安泰で政治活動ができます。そういうことを考えれば、衆議院とは全く違うので、比較にはなりません。人口減少を受け、地方議会も定数削減に取り組んでいるにもかかわらず、参議院だけ議員定数を増やす必要は全くありません。今の二百四十二人の参議院議員が国民の負託に応えられるよう、行政監視委員会の審議回数を増やすなどしていけばいいだけであります。」