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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名大野元裕(国民民主党)

2018/11/29

委員会名参議院 外交防衛委員会


「そういった中で、例えば日本人の心ある方が中国で勉強しようという方もおられます。そういった方が奨学金を受けようとすると、残念ながら、日本側の奨学金、本当に規模が小さいんです。これに対して、中国側は桁が違う。日本側、日本学生支援機構が取りまとめているものだけで、中国側の奨学金は日本人のためだけで百十人分あるんですよ。しかも、よく言う、まあ議論ありますけれども、返さなくていい奨学金です、中国側からは。日本側からは違います。学費も寮費も生活費も負担してくれるという破格の、日本側の奨学金から見れば破格のものなんですよ。これ、大臣、もちろん両方がしっかりと若い世代を交流を図っていくというのは、支援していくのは、これはいいことなんです。悪いことではないんですが、もう一方、余りにも日本と中国の差が違い過ぎて、これからの有為な人材に対して手を伸ばすような状況がちょっと変わってくると、これは政治的な意味合いも帯びてくると思います。そこで、大臣、我が国としても、例えば、中国側から日本に来る学生も日本側から中国に行く学生も両方ですけれども、例えば中国の中国留学評議会、CSCといったものが提供する質、量、これに一定に見合うようなものを検討していかないと、合意するのはいい、政治的に合意するのはいいけれども、将来における我が国の人材と中国の関係にとっては必ずしも私はいいことにならないと思いますけれども。大臣、是非、文科省に強く働きかけていただくなり、外務大臣としてのイニシアチブ取っていただくべきだと思いますが、いかがでしょうか。」 「大臣の御指摘、そのとおりだと思いますが、奨学金についてどうするか、主導的役割を果たしていただけるかどうか、これについてまずお答えください。」 「特に、中国の場合には、物すごく彼らはやっぱり大きな存在にもう世界的になっていますから、彼らが日本とのバイの間で非常にアンバランスな形になってしまうと、特に人文科学をやっている人、お金がない、十八歳の子、二十二歳の子、その子たちが中国からお金もらうだけでどういう感情になるか。日本は何にもしてくれないと思う。これで本当にいいかどうかというのは外交的にも私はマイナスだと思うから、大臣に是非力を発揮してほしいとお願いしていますので、検討していただく、もう一歩踏み込んでいただきたい。お願いします。」


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