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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


議員名玉木雄一郎(国民民主党)

2019年2月18日

委員会名衆議院 予算委員会


「最後、私は、今回の問題の一番大きな問題は何かというと、確かに、景気が戦後最長の成長の長さなんでしょう。でも、問題は、労働分配率がどんどん下がっていることですよ。この本質的な議論をやはりやるべきだと思いますよ。この法人季報、財務省が出したのを見ていると、ずっと下がってきているわけですね。景気回復局面では確かに下がる傾向があるんですが、ずっと続いていますよね。私、この実質賃金が伸びないで消費が伸びないのがアベノミクス最大の弱点だと思っています。この労働分配率を見ていただくとわかるんですが、このやはり本質的問題をきちんと捉えなければならないと思っています。官邸や経済財政諮問会議がやることは、賃金がちょっとでも上がったように見せかけるように賃金統計をいじる議論をするんじゃなくて、どうやったら労働分配が上がるかの議論を正面からやるべきですよ。あそこに集まっている会社の社長さんも、賃金統計のデータをどうしようかと議論するよりも、自分たちの企業も含めて従業員の給料をどうやってふやせるかの議論をした方がいいんじゃないですか。そのことがなく、労働分配が下がり続けている、このことにやはり手だてを打たないと、私は、やはり賃金が上がらない、それが、総理も目指す本当の意味のデフレの解消にならないと思いますよ。日本はこの実質賃金をどう上げるか、これが経済政策の一番の今根幹になっています。私たちは家計ファーストの経済政策を進めていきたいと思いますが、総理、この労働分配率が下がっている、この話、どのように考えていますか。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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