希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
議員名大野元裕(国民民主党)
2019年3月12日
委員会名参議院 外交防衛委員会
「そうなんでしょうか。もちろん、これ、富士通のコンピューター自体が悪いというんじゃないんですよ。もちろん、そのときに、その時々に一番適切なコンピューター使えばいいわけですけれども、ただ、これ、大臣、是非御理解いただきたいのは、先ほど申し上げた、幾つかのものに使われていますが、30FFMだけでいえば、例えば戦闘指揮システムはOYQと言うんですが、これ三菱電機がつくっています。この三菱電機に対してこのシステムを、サブシステムを渡すんです、一度防衛省で買ったものを、これを渡すんです。それから、対潜システムでいえば、これはOQQと言うんですけれども、これはNECです。これもNECがシステムをつくるときにそのコンピューターのサブシステムを防衛省が買って官給品として渡すんですよ。それから、電子戦システム、これはEWSと言うんですが、三菱電機がつくっています。あるいは対機雷戦システム、これはFFMのMなので、機雷、やりますよね、なので、これはMCDSと言いますが、これもNECがつくるんだけれども、それを一旦、それぞれのメーカーさんたちが、みんな一番いいものを選べばいいのに、システムとしてサブシステムを入札に掛けて、全部一旦防衛省が持ってきて、それを渡すという、そういう制度なんです。しかも、サブシステムだから、中の一々のコンピューター比較すると、一台分、一隻分だけで一億五千万ぐらい違うんですよ、同じレベルでも。にもかかわらず、それが中に入っちゃうと分からないんですよ。そういう状況で、少なくとも中のコンピューターだけを比べれば倍の値段になる。これ、大臣、ちょっとおかしいと思いませんか。しかも、先ほど申し上げた対潜システムや戦闘指揮システム、大臣、聞いてくださいね、電子戦システム、こういったところをつくっている三菱電気やNECや沖電気、この三社は、この防衛省が官給しているシステム、このソフトウエアありますよね、このソフトウエア、この皆さんにお配りしたものでいうと二ページ目にあると思いますけれども、ソフトウエアがレッドホークですね、レッドホークというのがありますけれども、このソフトウエア、皆さんお使いにならない、使わない、使いたくないので、この三社が共同でミドルウエアを共同開発して、このソフトウエアは使わずに別なソフトウエアで使っている。つまり、別にそれは金掛かっているはずなんですよ、開発費とか全部。それを黙って防衛省は払っているんですよ。先ほど申し上げましたけれども、入札のときに応札がないのは何が起こっているか私には分かりません。でも、普通にいろんなところの見本市に行けば、この手のメーカーたくさんあります。インターネットで同じようなものいっぱい入っています。で、それをシステムで組めば幾らでもハードルは付けられる、これは私には分かりません、正直。だけど、中身見ただけでも随分違うじゃないですか。これ、分離発注したらそれだけで一億五千万円浮きますよ。あるいは、このソフトウエア使わせなかったら、その分のソフトウエアの開発代は払わなくていいじゃないですか。そうすると、FFM、何であんな、あんなって言うと失礼だけど、いろんな問題指摘されています。でも、安いから二隻造れる、こういう議論があったじゃないですか、昔もね。でも、そんなにお金がもったいないんだったら、一つ一つ点検するべきじゃないんでしょうか。大臣、もう一度お伺いいたしますけれども、先ほど私、この調達、ちょっと不思議じゃないですか、なぜこんなに高いと思いますかと聞きましたけれども、大臣から聞かせてください。少しおかしいと思いませんか。」