希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
議員名武見敬三(自由民主党)
2019年3月12日
委員会名参議院 外交防衛委員会
「つい最近、WHOのテドロス事務局長がWHOの機構改革を発表いたしました。この機構改革によって、従来、UHCに関わる担当局長は日本から山本尚子さんが実際に局長としてその任に当たられておられました。しかし、今回、この機構改革によって実はUHCに関わる部局というのは二つに分けられて、そして二人の局長が新たに任命された。その主要な、例えば母子保健やあるいは高齢化等に関わる分野についてはピーター・サルマという、今まで危機管理局の局長をして、そしてDDGでもあった者が横滑りでここの局長になりました。それから、同じくDDGで、中国のレン・ミンウィという方が今度はUHCの感染症及び非感染症部門の局長になりました。残念ながら、我が国はテドロス事務局長の選挙のときにはこれを真っ先に支援をし、かつまた、最初にこのUHCの局長という、我が国政府が実際に総力を挙げて取り組んでいるこの課題について、テドロス事務局長は日本の方からこのUHCの局長を任命をいたしました。しかし、残念ながら、今度の機構改革を通じて、実質、日本はWHOの中でこのUHCに関わる政策責任者としての立場を追われてしまった。私はこれが残念でなりません。なぜこのようなことが起きたんでしょうか。厚生労働省はそれをどのように捉えているのか、まずその点をお聞きしておきたいと思います。」