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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


議員名東徹(日本維新の会)

2019年4月19日

委員会名議院運営委員会


「日本維新の会・希望の党会派の東徹でございます。今回、この議運委員会を開いて採決でつるしを下ろすということに対して反対の意見表明をさせていただきます。理由は、人をだますような、だまし討ちをするやり方に対して異を唱えさせていただいているんです。我々は、今までもそうだと思います、議運の理事会でも委員会でも、採決を遅らそうとか、そんなことは一度もしたことはありません。全くありません。どっちかといえば、早いこと議運の理事会で次の本会議立てを決めてくださいよというスタンスで今まで言わせていただいておりました。さらに、例えば大臣の海外渡航、反対したことも一度もありません。それはもうよく分かっているから理解を示させていただいているつもりです。そういう対応をきちんとさせていただいて、決して議運の理事会の場で何ら採決を引き延ばそうとか、そして大臣の海外渡航を止めて嫌がらせをしようとか、そういうことは一度もしたことがありません。ただ、今回のやり方にだけはもう本当に、前の参議院の議員定数を六に増やしたときと同じように、本当に強引なやり方、そしてまた、だまし討ち、こういうやり方に対してもう我慢ができないので、大変理事会でも失礼なことも言ったかもしれません。それはそれで、それについてはおわびをしたいと思います。その上で、是非お聞きいただきたいのは、我々も議員立法をずっと出してきました。平成二十八年の九月二十七日が最初の議員立法を出させていただいて、この歳費の削減法案もそのときから出させていただいています。回数は、今回の、今年に入って二月十四日に同じものを出させていただきましたけれども、合計五回出させていただいております。出すたびに今まで国対の委員長のところに行って説明もさせていただきました。じゃ、分かりましたと、政審で一度議論する場をつくりますような発言も今までもありましたが、今まで百本以上の法案を出させていただいていますけれども、一回も説明すら、そういう場を与えられたことがありませんでした。で、今回ですね、昨日です、昨日、大家理事の方からつるしを下ろしてくださいというふうな話がありました。本当に申し訳ないですけれども、今日も皆さん、恐らくこの後、統一地方選挙があって、いろいろと予定のあった方もおられると思います。じゃ、分かりましたと、大家さんから提案がありましたので、分かりました、じゃ、来週水曜日にその法案について意見聴取をさせてくださいと。我々はいつもそうなんですけれども、議員立法、与党の中からもうこれ是非お願いしますというときは必ず受けさせていただいて、議員立法の話を政調会開いて聞かせていただいて、きちんとつるしを下ろしたり賛否をちゃんとしたり、今まで全部賛成していますけれども、対応をしてきたつもりです。だから、今回もきちんとその手続だけはさせてくださいねということをお願いしました。そうしたら、いや、いきなり、あした委員会開いてつるしを下ろしてもらうというような提案があったので、それはちょっと余りにもひどいんじゃないですかというふうなことを言わせていただいたわけです。礒崎筆頭理事からは日程ありきではありませんというふうなことも昨日発言をされたので、私もその言葉を信じていましたけれども、信じた方がばかだったなということが今日分かりました。月曜日に趣旨説明をやると。委員会を開いて趣旨説明をやる。それは、今日こうやって強引に委員会を開いて採決でもって下ろさないとそれはできませんよ。今まで一度も日程感について、もうそろそろやっていただかないと、委員会を開いてつるしを下ろさせてもらいますよというふうな提案すら今までなかったんです。昨日初めてですよ、昨日初めて、昨日初めてあったんです。それはちょっと余りにもひどいじゃないですかというふうなことを言わせていただいております。だから、今日こうやって強硬に採決をするというやり方が、これ、まかり通ってしまったら、それはどんなだまし討ちだってできますよ。そういうだまし討ちはやっぱりよくない。きちんと維新の会は今までも言わせてもらっているのは、ただ単に先送りしようとか、そういうことは一切今までもやってきませんでした。だから、先送りするつもりはありません。だったら、議運の理事会で日程ぐらい決めてもらってもいいじゃないですか、日程感を。例えば五月末までにやりましょうとか。そんな提案すら全くなくて、いきなり昨日の今日です。そんなやり方は余りにもひど過ぎます。そんなやり方をすると、恐らくまた、どっちかが過半数のときにはやるんだろうと思いますよ。こういう悪い前例をつくってほしくないです。理事会で真摯にやっぱり議論して、ある程度、過半数を持っているんだから、当然どこかで決めるということについては異論は唱えません。唱えませんけれども、もうちょっと紳士的にやっていただきたいです。こういうだまし討ちのやり方はもうやってほしくない。是非、今回の採決については、そういったことで、やり方について余りにもひどいので、採決には反対をさせていただきます。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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