希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
議員名小野田紀美(自由民主党)
2019年4月23日
委員会名参議院 内閣委員会
「時間なくなってきましたので、済みません、あとちょっと意見表明だけにしたいなと思うんですけれども。認可、認可外の在り方について。これ、認可保育所をつくるということが私も絶対的な正義だとずっと思っていたんです。ところが、地方議員をやっているときに駅頭をしていると、ある日お母さんから怒られまして、その内容は、認可つくらないで認証をつくってと言われたんです。えっ、認可が欲しいんじゃないんですか、何でなんですかと言ったら、認可は結局所得の低い人から入れていくと。そうなってくると、それはポイントとしてはないんですけど、自治体によるらしいんです。自治体によっては同点になったら所得低い方を優先するというようなところもあるらしいんですけれども、本当に争っているところでは、結局高所得の人は入れないとなったときに、私たち、この国に一体何円税金納めていると思っているのと。これだけ高いお金払っているのに何で私たちが保育園に入れないの、認証をつくってよ、そうしないんだったらもう北区出ていくからねと怒られて、ああ、そういう思いもある、北区の区議だったので、そういう意見もあるんだなというふうに目からうろこが落ちました。これに関しては、一番いいのは、もう認可、認証かかわらず、とにかく待機児童を出さないというふうにすればこんな不毛な争いは起きないと思うんですけれども、税金を頑張って納めている人たちが、私たちが一番恩恵あずかれてないじゃないと言われないような是非待機児童対策を頑張っていただきたいなと思います。今回の無償化は決してゴールではなくて、少子化の問題に関してこれがカンフル剤で全てうまくいくとは私は思っていません。お金を渡せばいいというふうに言う人もいるんです。保育園に預けるのが一月三十万円から四十万円、ゼロ歳掛かるんだったら、自治体の負担があるんだったら、お母さんに二十万円一月あげちゃえば解決じゃんと言ったある議員がいたんですけど、とんでもなくて、キャリアどうなるのとか、じゃ、子供を産んだら一月二十万もらえるんだったら、お金欲しさに子供を産んで放置するような育児放棄が起きてしまうんじゃないかとか、いろいろ、お金を渡せばいいじゃなくて、無償化すればいいじゃなくて、こういったことをあと複合的にやりながら、再就職の問題であるとか育休の問題であるとか、働き方改革であるとか保育士の処遇改善であるとか、これ、今回の法律改正した後にもうやることやったわというふうに落ち着くのではなくて、あくまでスタートラインに立ったという気持ちで引き続き子供たちのいい教育の環境を整えていっていただきたい。このことを最後にお願い申し上げて、終わります。」