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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


議員名小野田紀美(自由民主党)

2019年4月23日

委員会名参議院 内閣委員会


「スクールロイヤー、表向きというか主な目的としていじめ対策というふうに言われるんですけれども、これ、モンスターペアレント対策でもあるんです。私の、言っちゃいけんけど、身内のお姉ちゃんが保育士さんだったんですけど、辞めてしまったんです。その理由はモンスターペアレントに疲れ果ててでした。私のめいっ子が今保育園に行っているんですけれども、ある日たんこぶをつくってきたんですよ。迎えに行った私の母は、あらあら、たんこぶ、かわいそうにと言っていたら、保育士の先生がもう涙目になって、本当に申し訳ございません、本当にごめんなさい、たんこぶができてと、本当に泣きそうになりながら謝られたそうなんです。それを見て、いつもどんなプレッシャーを持ってこの人たちは仕事をしているんだろうと母は胸が痛くなったと言っておりました。つまり、子供だから遊んでいたらたんこぶもできるんです。擦り傷もできるんですよ。それはもちろんないのが一番ですけど。そうなったときに、許さない、けがさせて、訴えてやるとか、すごくクレームを言ってくる親御さんに対して、こんなにもびくついて仕事をされているのかと思うと、保育士さんのストレスというのはまたこれも尋常じゃないものがあるんだろうなというふうに察しましたので、このモンスターペアレント対策、もちろん意思疎通を保護者の方とするのが保育士さん、それも大事だけれども、ここまでいったらもういいでしょうというときに保育士さんたちが逃げれる場所というか、任せていける場所をつくっていくことも、これ一つの、保護者対応が七・何%あるという時点がありますので、検討をしていただけたらなと思います。そのほか、退職の理由の中に、妊娠を理由に退職というのが二二%。今、M字カーブをなくしていこうと言っているのに、保育士さんが結構妊娠をきっかけに育休が取れず辞めているという現状がありまして、最近はちょっと是正の方向は出てきているんですけれども、自分の子供は自分が働いている園に入れちゃいけないとか、そういう独自ルールがあったりして、保育士さんこそ妊娠、出産をきっかけに辞めざるを得ないという状況に陥っていたという現実がございました。これに対しての対策、現状等、お答えください。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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