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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


議員名井林辰憲(自由民主党)

2019年5月14日

委員会名総務委員会


「二号業務だからということで、事前からお話もこれはやりとりの中でいただいていたんですけれども、恐らくこの法律の中では検討してきてそういう答えに達したんだろうというふうに思っております。極めて大きな変化でございますので、これは、一号、二号ということではなくて、やはりしっかりと随時見直していって、所要の検討を加えていっていただきたい。そして、この大きな目的というのは、やはり法律というのは非常に大事だと思っておりますので、そういうものの中でNHKがしっかりと活動できるようにしていっていただきたいというふうに思っております。先ほど申し上げましたように、私はNHKオンデマンドを愛用しておりまして、きのうも夜、いろんな番組、そういえば、あした質問に立つなと思いながら見させていただきました。ただ、やはりこういうNHKのオンデマンドとかを見ると、どうしても夜十時、十一時ぐらいになるんですが、大変、たまに、えっと思うことがありまして、それは、配信がとまるというんですか、画面が考え込んじゃうということがございます。いろんな方にこれは何でというふうに聞くと、NHK側のシステムじゃなくて、ネットワークに非常に負担がかかっているということが問題で、確かに、動画はネットワークに負担がかかります。携帯でも、ちょっと動画を見ると、それだけで契約している容量制限に達してしまうこともあります。そこで、このインターネットの同時配信の基盤でありますネットワークの負荷について御質問をさせていただきたいというふうに思っております。今回のインターネットの常時同時配信は、放送の補完ということでございまして、いろいろ聞くと、ビットレートも最大一・五メガということで、それなりにネットワークにも優しいというか配慮した計画になっているということで、これはいろんな方に聞いても、まあ合理的な範囲じゃないかというお話をいただいているところでございます。また、回線の状況やアクセスの集中等で可変にするということで、通信が混み合った場合には画質の調整をするということも予定をしているというふうに聞いてございます。しかしながら、将来的に、いろんなお客さんのニーズに応えたり、また4K、8Kの対応の高画質化を目指していくことや、安定的に視聴できるようにしていくことが求められるということがありますけれども、こういうことの可能性があるのかどうかということ。そして、続きまして、そういうニーズに応えていきたいとするのであれば、これはもうNHKだけで実現できる話ではなくて、一般のインターネット利用に影響を及ぼさないように、通信事業者とも連携していく必要があるというふうに思っておりますし、特に今、携帯で5Gがもうすぐ始まるということでございます。そちらでも大容量、通信に負荷がかかるということでありますれば、ネットワークに更に負担がかかるんではないかというふうに思っております。これは、NHKだけじゃなくて、ユーチューブなどの動画配信サービス事業者全体に言えることでございますけれども、こういうことをするときには、やはりNHKにおいても通信事業者のネットワーク構築や増強に必要な費用負担をすることも考えていく必要があるんではないかというふうなことをNHKとしてどう考えているかということをお伺いをしたいと思います。そして、全体として、やはりこういうことをやるときに、総務省として、ネットワーク構築についてどう考えていくのか。特に、電波利用料、今回、更にいただくという法案も出していますけれども、これを当て込む、電波利用料は今使途を聞くと、ネットワークでもそんなに多くのところにはかかってはおりませんが、特に、NHKのインターネット常時同時配信のように、こういうものが民放各社にも広がっていくと、大きなネットワークに負荷がかかり始めてくるというふうに思っております。そうした将来を見越しても、総務省の考えもあわせてお聞かせください。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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