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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


議員名浦野靖人(日本維新の会)

2019年5月15日

委員会名内閣委員会


「保育園の方に過失がないということはもう明らかになっておりますけれども、あの保育園は実は園庭のない保育園だということで、子供たちが頻繁に、運動不足の解消もあって外に出ていたということも報道で耳にいたしました。私の地元の市も、あの事件をやはり受けて、市として、各保育園で外遊びに行くところが安全かどうかというのを点検するということで、市町村の方は実はもうすぐに動いていただきました。ほかの自治体も、恐らくそういう市はたくさんあるとは思うんですけれども。私たち、保育園を運営している側の人間でもありますので、外に出ていく、散歩に行くというのは日常の保育では特に珍しいことでもありませんし、当然、園としては、安全なルート、ここは大丈夫だろうかとか、車の往来はどれぐらいあるのかというのももちろんちゃんと下調べをした上で、一番安全なルートを通って、しかも細心の注意を払って子供たちを連れていきます。それでも、あの事件、大津の件は本当にかわいそうな、言葉もない事件ですけれども、ああいうことになるというのは、ほかでも起こり得ることだと思うんですね。では、なぜ頻繁に外に出ていくことになったかというと、それは先ほど冒頭に言いましたけれども、園庭というのは、最低基準ではもう既に今、どこかの公園で代替できるようになっていますので、つくっていない保育園が本当にふえました。それはもちろん、待機児童を解消するためという、やはりそういうもう一つの課題であることに対して、保育園の最低基準を緩和して、設置基準を緩めて対応したから起こったことだと思うんですね。別に、最低基準を下げたから、だからこの事件が起きたんだと極論を言うつもりはありません。しかし、じゃ、あの事故を防ごうと思えば何ができるのか、これはやはり行政としてできることというのは考えないといけないと思うんですね。国として、今回の大津の件を受けて何か起こされたアクションというものはあるのかというのを、まずお聞きしたいと思うんです。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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