希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
議員名馬場伸幸(日本維新の会)
2019年10月11日
委員会名衆議院 予算委員会
「おっしゃられたとおりだと思いますが、国民側から見れば、私は、安倍政権というのは、やるべきことを決める政治、決めなければならないことは決断するというところが高い支持率を保っているんじゃないかなというふうに思います。一方で、今の日本については、まだまだ決めていかなければならない、決断していかなければならない、そういう難題がたくさんあるのではないかなと思います。外務大臣もいろいろ御苦労いただきましたが、これから、いろいろな諸国との貿易交渉であるとか、安全保障の問題、また拉致の解決をどうしていくのか、北方四島はどうすれば返ってくるのか。国内では、これからの社会保障、新しい抜本的な改革を行わなければ、これらの制度が創設されたときの前提条件が今はもう大きく変わっていますので、こういったことを踏まえた制度改革というものにも取り組んでいかなければならないというふうに思います。そういった中で、眼下の重要な問題として、私は東京電力福島第一原発の話があると思います。これは、本会議でも私の方からも質問させていただきましたが、そのとき総理は、この処理水の問題については、科学的かつ丁寧な議論の上に結論を出していくという御答弁をいただきました。我々は、この福島の第一原発、去る十月の一日に、国会議員団八名で現場の視察に行ってまいりました。そもそも、我が党の松井一郎代表が、この処理水の問題については、科学的な根拠があれば、科学的に安全だという証明がなされれば大阪湾に放出してもいいという発言をいたしました。思い起こせば、東日本大震災が起こった後、汚染されていない廃棄物、瓦れきですね、こういった瓦れきについては、福島、東北地方だけでは処理することができないということで、応援要請がございました。日本の中でこの応援要請に応えて瓦れきの処理をさせていただいたのは、私の地元であります大阪だけということでございます。これは、当時、松井知事、大阪市長が橋下徹だったと思います。ただ単にこういった瓦れきを受け入れるのではなく、準備期間として、十分に、府民、市民の皆様方に、何度も何度も説明会を開いて、これは大丈夫なんだという科学的データに基づいた説明を行った上で理解を求めていった。その結果、当初、ひどかったんですよ、私も説明会に一回行きましたけれども。大阪の子供を殺す気かというような、そういうやじが飛ぶような、怒号が飛び交っているような説明会でありました。しかし、何度も何度もやることによって、瓦れきに対する理解が深まった。私は、今回のこの処理水の問題についても、科学的な部分での安全性の証明というものはもちろんですけれども、こういった風評被害をどう払拭していくかということが大事だと思います。きょうは、まず、科学的な安全性というものを改めて国民の皆様方に聞いていただくということで、パネルを用意をしてまいりました。このお手元の資料をごらんいただきたいと思いますが、処理水タンクでの保管状況という資料でございます。八二%と書いてありますが、これは、八二%の水については安全基準を上回っている、そういった処理水であります。一番左の、ブルーで書いてある、一八%と書いてある処理水が、すぐに放出ができるというふうに理解をしていますが、それで間違いないでしょうか。」