希望日本研究所とは、「希望あふれる日本」にするためには何をすべきかを常に考え、提言し、実行していく場所です。

希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


議員名松沢成文(日本維新の会)

2019年11月7日

委員会名参議院 文教科学委員会


「よくいつも聞いている答えですけれども、とにかくリスクマネジメントができていませんよ。霞ケ関でもしゴルフやったら四十度以上になる。この時期はほぼ確実です。二万人以上の方が来たら、熱中症で倒れる方は必ず出ます。それをどう運んでいくのか。多言語でお知らせしますとか、ちょっと休憩所をたくさん造ってみますとか、こういう問題じゃないです。もう必ずそうなりますよ。そのときにどうするかをきちっと事前にマニュアル作っておくぐらいしないと、私は大変なことになると思います。これ、責任は誰が取るのか。これ、組織委員会が取らざるを得ないでしょう。ここまで国会でも暑さについてゴルフ場が一番危ないと何度も何度も提言しているのに、全くそれを無視して真剣に対応しようとしない。こんなことやっているから、IOCが出てきて、会場変えるぞ、IOCの権限だと、言うこと聞けと最後やられちゃうわけですよ。IOCにそれ言われたら、ゴルフだってあるんだから、じゃ、一緒にゴルフもやりましょうぐらい提言すればいいやん。そうやって、オリンピック成功させるために暑さとどう闘っていくか、あるいは暑さで死傷者が出たり大きな事故にならないようにどう会場も調整するのかということをやらないと、私は、本当に国民が楽しみにしているオリンピック、大変なことになるというふうに心配しています。さあ、もう一点行きます。トライアスロン、これは暑さではないんです、水質であります。八月一日にトライアスロンのテスト大会が行われている。オープンウオータースイミング、長い距離を泳ぐんですよ。これ、お台場の会場でやってみたら、選手たちから、臭い、トイレの臭いがする、こんな状況じゃできないという不平が続出しました。その後、八月十七日に、今度はパラトライアスロンのテスト大会として、ワールドカップとしてお台場のこの会場が使われたんですが、水質が極度に悪化して大腸菌が基準値上限の二倍以上検出されたということで、このままやったらまずいと、選手の健康被害が出るということもあったんでしょう、スイムが中止になったんですよ。テスト大会というのは、一年前に本番ができるかどうかいろいろやってみてチェックしましょうという大会でしょう。それに、選手はもう臭くて泳げない、あるいは大腸菌が基準値上限の二倍出て、これで泳がせたらまずいといってスイム中止にしているんです。それで、これ、トライアスロン、お台場のこの水質で強行するんですか。これも、何かスクリーンを三重にして大腸菌の被害が出ないようにすると言いますが、この時期は台風も来ます、それによる高波もあります。そうしたら、スクリーンを越えて水が入ってきちゃうんです。だから、幾らスクリーンを三重にしたって限界があるんですよ。私は、オープンウオータースイミングやトライアスロンのスイマーが東京で大会に参加して泳いでみたら、みんなおなか壊して、体調悪くて運ばれていったなんていうのは本当に東京五輪の恥ですよ。リスクマネジメントです。なぜここまでまずい状況なのにそれを改善しようとしないのか、改善が無理だったら会場を変えるという決断をしようとしないのか。それを組織委員会がサボっているんですよ。大臣にこれ伝えていただけますか。まず、十分な対策、トライアスロン取れるんでしょうか。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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