希望日本研究所とは、「希望あふれる日本」にするためには何をすべきかを常に考え、提言し、実行していく場所です。

希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


議員名東徹(日本維新の会)

2020年3月31日

委員会名参議院 議院運営委員会


「日本維新の会の東徹でございます。私は、議題となっております国立国会図書館職員定員規程の一部を改正する件について、反対の意見を表明いたします。今国会に国家公務員の定年延長に関する法案が提出されているように、高齢の国家公務員の方にその経験や知識を生かして活躍いただけるようにすることは重要です。しかし、国家公務員の人件費の財源が税金である以上、国家公務員である国会図書館の職員定数を増やすことには慎重にならなければなりません。定員の合理化のため、本当に必要な業務かどうか、ただ慣例的に行っているのではないかなど、その業務が時代に合ったのかどうかを検討することが必要です。業務量の増加などのため、定員をただ増やす以外の方法がないときに初めて定員の増加は認められるべきものと考えます。ましてや、今、新型コロナウイルスの影響で、民間企業はもう倒産するかしないか、もう本当に厳しい状況にある中で大変な苦労をして、何とか従業員の雇用を守るために必死で頑張っているところです。そんな中、自らの人事管理の甘さを棚に上げていとも簡単に定員を増やすというのは、国民の税金で運営し、倒産の心配がない、まさに公務員体質そのものであります。このような税金に対する意識の低さは大いに反省していただかねばならず、本来なら案件を自ら取り下げるべきであります。今回の件を今後への教訓として、国会図書館が税金に対する意識を根本的に改め、抜本的な業務の見直しをすぐにでも行っていかなければならないことを指摘し、反対の意見表明とさせていただきます。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

戻る