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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


議員名松沢成文(日本維新の会)

2020年3月10日

委員会名参議院 文教科学委員会


「自分のお考えを言うのは全く問題ないと思いますけどね。これ、逆なんですよ。仁徳天皇陵というのは、もう宮内庁も認める、仁徳天皇がここに祀られているという認定になっていて、そこで宮内庁主宰の皇室祭祀も行われているんです。だから祀られているんです。逆に、考古学的に見ると、この大山古墳に、オオヤマ古墳と読むのかな、大山古墳に葬られているのが仁徳天皇かどうかは考古学的には証明されていないんです。だから、教科書調査官が言っている方が間違いなんですね。でも、それをこの教科書調査官たちの価値観で、本当は正しいことなのにそれは間違いだ、欠陥箇所だとどんどん積み上げていくわけですよ。こんなやり方ありますか。ひどいものですよ。皆さんがよく知っているところでいうと、坂本龍馬だってそうです。坂本龍馬は土佐藩を通じて徳川慶喜に大政奉還を働きかけたとも言われていると。この文章が生徒に誤解を与える可能性があるというんですね。これ、全く正しいですよ。坂本龍馬が大政奉還したと言っているわけじゃないんです。坂本龍馬は後藤象二郎を使って、使ってと言ったら失礼でだな、同志の後藤象二郎にも相談して、そして藩主の山内容堂に絶対にここは大政奉還で行け、交渉しているのは事実なんですよ。史実としての調査もたくさんあります。だから、むしろ働きかけているという表現正しいんですよ。これも欠陥箇所で没にするんですよ。こんな教科書調査官の独善ってありますか。おかしいですよ、これ。もっと言うと、歴史認識の問題は大臣もお答えにならないというし、ここで私が大臣と論争してもしようがないのでやめますけれども、この申請教科書に、平成の元号がまだ決まっていなかったので、しようがない、そこは黒塗りというか四角黒塗りでぽつぽつと表現して申請の教科書出したんですよ。そうしたら、ここも欠陥箇所だと認定されているんですね。だって、まだ平成が決まっていなかったんだから、申請教科書を作るとき、そうやるしかないでしょう。このプロセスについては、大臣、どう思います。歴史認識じゃないですよ、これもう分かっているんだ。こんなやり方ないでしょう、どうですか。」


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