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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


議員名玉木雄一郎(国民民主党)

2020年2月26日

委員会名衆議院 予算委員会


「今総理からも、麻生財務大臣からもですけれども、ちょっと楽観的過ぎます。もう認識を改めましょう。私、不況の入り口にあると思った方がいいです、これは。必ずこれは、経済がこれから私は悪くなってくると思う。そういう認識の中で、予備的、予防的な追加の緊急経済対策をやはり組むべきだと思いますよ。報道もありますけれども、老舗の旅館が倒れたり、あるいは休業で収入が減っているような働く人も出てきています。ですから、緊急融資などの中小企業の資金繰り支援、これは今もあるんですけれども、対前年度から売上げが減ったというんですけれども、ベンチャーは困るんですよ。去年の売上げが急速に伸びているところは、対前年度何%減ったら緊急融資が受けられますと言われても、ベンチャーは困るんです、これは。そういうことで融資を断られている事例が既に出ていますから、よく調べてください。そういった中小企業、特に地方の中小企業に対する資金繰りの支援。それと、雇用調整助成金なんかを使って、どうしても仕事がなくなっているけれども、ある種、いわば、一部抱えなきゃいけないというところにそこを柔軟に使うとか、やることはいっぱいありますから。だから、ぜひ、甘い認識で雇用は改善していますとかいうんじゃなくて、現状あるいは少し先を見据えた緊急経済対策をぜひ講じてもらいたい。これは別に与党、野党関係ないですよ。我が国経済をともに守っていこうという立場から私は申し上げていますから。これはぜひ、できれば、今やっているこの本予算の組み替えをやったり、組み替えはどうしても政府は受けられないのであれば第二次補正予算を組むとか。だって、東京都でも四百億の補正予算を組んでいるんでしょう。予備費で百五十三億円って、国がそれでどうするんですか。検査体制の充実だってもっと必要でしょう。どんどんどんどんやることはあるんですから、今みたいな甘い認識ではなくて、しっかりと予備的、予防的な追加の経済対策を講じるべきだと思いますが、総理、いかがですか。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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