希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名東徹(日本維新の会)
2021年5月20日
委員会名参議院 厚生労働委員会
「いや、本当、そうだと思うんですね。やはり、今本当にこれ緊急事態で大変厳しいときですよ。もちろん、法案の審議も大切ですけれども、当然そういった貧困問題とか自殺者数、どうやってこういった問題を解決していったらいいのかということについて、外部の有識者の方から意見を聞いて、そしてそれを政策に反映していくということ、これ物すごく私は大事だというふうに思います。やはりこれがなかったら駄目だと思うんですね。やっぱり国会議員も、やっぱりまだまだやっぱり視野が狭いというふうに思いますし、そして官僚、ましてや官僚の人たちというのは今までの枠組みの中だけでしかですね、やっぱり物の考え方というのはやっぱり枠超えれないと思いますので、できるだけ多くの有識者に聞くということは非常に大事だと思います。これはホームページにも出ていますので名前を言ってもいいと思うんですけれども、ここに参考人として前、以前に来ていただいたワーク・ライフバランスの小室淑恵さんとか、それから大学教授も、准教授の西田さんとか、それから中央大学の教授で佐藤さんとか、それから早稲田大学の、ゲストスピーカーで政治経済学院の准教授の上田さんとかですね、そういった方もおられる。そして、よくテレビに出ております古市さんとか、そして関西だったらよく情報番組に出ているハイヒール・リンゴさんとかですね、そういった非常に発信力の高い方々に集まってもらい、いろんな情報を共有し、そしてまたそういった方からもアドバイスを受けていくということは非常に私は大事だと思います。確かに、国会というところは立法府ですから閣法の審議というのをやっていくということは大事でありますけれども、今、緊急事態宣言下でこれだけ多くの方がお亡くなりになっていっている、恐らく今日で一万二千人超えるんじゃないですか。そして重症者数も、まあ地域によっては減ってきているところもありますけれども、まだまだ数が多い状況にあるわけでして、そう簡単に、緊急事態宣言もあと十日でどこまで解除できるんだろうということは本当に厳しい状況にあります。私はこれ、何でこんなことをくどいように言うのかというと、これだけ緊急事態宣言でコロナ禍で、有事だという言葉を三原副大臣も前回使われました。いや、本当に有事なんですよ。やっぱり危機感がないんですかと本当に思うんですね、私は。やっぱり危機感が非常に大事だというふうに思っていて、そういったときには、やっぱり別の対応というのがなかったらやっぱりそういう危機対応というのができないと思うんですね。これは三原副大臣だけじゃなくて田村大臣にも同じことが言えるわけで、国会優先とはいえども、やはりこの緊急事態宣言で、コロナの対策もこれ絶対優先だと思うんですね。今言われた、今まで言われたように、ワクチンの問題、治療薬の問題、もうこういったことも一体どうなっているんだと、直接そういった人たちに来てもらって話を聞いてみるとか、厚生労働省で何かできることがないかとか、そういった外部からの意見を聞くことって非常に大事だと思うんですけれども、この緊急事態宣言にもかかわらず、今の国会というのは今までどおりと同じように法案の審議があって、そして田村大臣にはずうっと出席しなきゃいけない。衆議院の厚生労働委員会、本会議、そして参議院の厚生労働委員会、本会議と、本当に自分が指示をしたり判断したり決断したりする時間というのは物すごく限られていると思うんです。やっぱりこういうことを、この有事のときにこういう国会の在り方でいいんですかということを本当にこれ考え直さないといけないというふうに思います。是非、こういったことを考えていかないから、この日本というのは世界から見たときにどんどんと取り残されていっているんじゃないですかという危機感をいたします。そんな中で、次に質問をさせていただきたいと思いますが、新型コロナワクチンの接種のことについてでありますけれども、これ、接種の担い手の拡大なんですが、私も先日、田村大臣にもお聞きしたわけですけれども、薬剤師さんのことです。歯科医師はこれ接種することができるようになりましたけれども、歯科医師は十万人ですが、薬剤師は三十一万人おられるそうなんですね。だから、歯科医師よりも薬剤師の方が三倍ぐらい多い。今日もNHKのニュース見ていたら、ニューヨークで、調剤薬局でリポーターが、今調剤薬局でワクチン接種してきました、待ち時間はゼロ分でしたということでやっているわけですよね。それは、ワクチンはやっぱり進んでいくんだと思うんです。でも、日本はなかなかこれが進まない。有事でこれだけ人が、重症者数が増えて病床が逼迫して、そして患者を診ることができない、入院もできない、待機場所にいる、ホテル、自宅。そういう大変な状況の中で、やっぱり何とかワクチンを一日でも早く一人でも多く届けていって、そしてこの緊急事態を何とかやっぱり乗り越えていくことをしなければならないわけでありまして、是非薬剤師の接種もやっぱり検討していくべきだと思うんですね。河野大臣ですけれども、五月十八日の記者会見で薬剤師も次の検討対象になるというふうに発表されました。医師や看護師、歯科医師などで打ち手不足がこれどれだけ解消されたか見ながらというふうなことも言っておりますけれども、五月十八日の接種回数は医療従事者と高齢者を足しても三十八万回なんです、三十八万回なんですよ。だから、目標の百万には程遠いのが今の現状なんです。それは、これまた遅れていきますよ。七月末にはとかいって言っていますけれども、こんな調子だったらまた遅れていくわけですよ。これ、英国でもそうですけれども、物すごく、一般の方でもワクチン接種ができるようにしています。だから、先日も、薬剤師さんとか、そしてまた医学部の学生さん、そういった方にもワクチン接種をできるようにしていくべきだというふうなことを言わせていただきました。余りにもやっぱり危機感が足りないんじゃないかと思うんですね、厚生労働省の皆さんも、もうもちろん国会議員もそうだと思います。危機感がないと思います。平時のルールにやっぱりこだわり過ぎて国民の生命や健康をこれ守れないということはあってはならないというふうに考えるわけですね。是非、これ薬剤師によるワクチン接種、改めてこれ大臣にお伺いをしたいと思います。」