希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名松沢成文(日本維新の会)
2020年5月15日
委員会名参議院 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会
「スーパーシティ構想で集積、活用される個人情報の管理に個人情報保護法が適用されるにしても、実は、この我が国の個人情報保護法というのは非常に緩いんですね。世界でGAFAなどのプラットフォーマーが個人情報にひも付く大量のデータを独占している中で、これに危機感を覚えた欧州連合、ECは、二〇一八年にEU一般データ保護規制、GDPRというのを施行しています。この規制は、消費者本人に自身の情報をコントロールする権利があるということを明確にして、個人データを扱う管理者に厳しい義務と、違反した場合の物すごい大きな罰則を科しているんですね。大変厳しい法律です。日本の個人情報保護法と比較しても、このECのやつは保護される個人情報の対象範囲が物すごく広いです、日本は幾つかの情報だけなんですけれども。日本での個人情報の概念は、氏名だとか住所だとか、その人を特定できる情報という考え方ですが、EUのこの規則はIDなど照会しない個人が特定できないようなものも対象にされていて、更に個人情報の取扱い自体に本人の同意が必要とされています。また、罰金も、日本の法律は百万円に対して二〇〇万ユーロ、二百三十億円か売上総額の四%のうちいずれか高い方と圧倒的に高額になっています。これは、GAFAのような巨大情報産業が情報を漏えいしたり、勝手なことをやるということを対象にしているからこうなっているとは思うんですけどね。このスーパーシティ構想で個人情報に関わる事業者から人権を守るためには、私は現在の個人情報保護法では甘過ぎると、もう少し強化をしないとこれ守れないんじゃないかと考えますが、いかがでしょうか。」