希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名中根一幸(自由民主党)
2021年4月21日
委員会名衆議院 外務委員会
「続いて質問させていただきます。続いては、G7の貿易大臣会合について質問をさせていただきます。失礼しました。順番を変えまして、WTOの改革についての質問を先にさせていただこうと思います。WTOの改革は、本来はG7の貿易大臣会合でお話ししようと思ったんですけれども、その中の主要テーマの一つでありました。約四年ぶりの開催となる、年末に十二回目の閣僚会議も控えているという本年、多角的自由貿易体制の維持強化の観点から重要であって、その中でも、このWTOの改革は喫緊の課題でございます。近年、WTOは多国間交渉における成果を残念ながら出すことはできておりませんが、新たに就任したオコンジョ・イウェアラ事務局長、私が外務副大臣のときにお会いしております。当時はGAVIワクチンアライアンスのたしか理事会議長という立場だったと思いますが、大変バランス感覚に優れた方だったと記憶をしております。このオコンジョ氏は、その他国際機関では、世銀だったと思いますが、要職を務めておりますし、母国ナイジェリアでは外務大臣そして財務大臣等を歴任している方であり、このように、私は、政治的な重みとバランスの感覚の優れた人物であると思っております。御本人も当然、この今のWTOの改革に対して、具体的な成果を上げるために大変意欲を示していると聞いておりますので、このオコンジョ新事務局長の下、本年はWTOの改革を進める好機にしていただければと期待しているわけでございます。がしかし、一方で、WTOの改革と一言で言っても、WTOの抱える課題というのは様々でございます。電子商取引といった新たな分野におけるルールメイキングの機能強化もあれば、この間も当委員会で話題になりました、上級委員会が停止している紛争処理解決制度の改革といった、様々な課題がございます。これは、年末、先ほどお話ししたように、四年ぶりの閣僚会議がありますので、それを節目、目標として、日本として、何がWTO改革の優先分野であると考え、そして、その実行に向けてどのように取り組むか、お考えをお伺いしたいと思います。」