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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名松沢成文(日本維新の会)

2020年7月22日

委員会名参議院 文教科学委員会


「三千億だか五千億だか、それぐらいの規模のお金が掛かると思うんですが、これ、恐らくこれ計算したときにはコロナ対策費は僕は入っていないんじゃないかと思うんですよ。これ、コロナ対策費入れたら、オリンピックを節約してやりましょうと、追加の経費もできるだけ出ないようにしましょうと言うけれども、コロナ対策をやればやるほど追加の経費というのはかさむんですね。コロナのために縮小するとか簡素化する、でも、それをやればやるほどコロナ対策をしっかり打たなきゃいけないからコロナ経費は上がっていく、こういう関係だと思うんですよ。ですから、これ、どっちをやるにしても難しいですけれども、これから秋にかけてしっかりと検討していっていただかないといけない。逆に、ここのところできちっとコロナ対策も説明できないと、コストの面、問題も含めて、私は逆にそんなのならやる必要ないという議論も出てきちゃうと思いますので、是非ともしっかりと対応していただければなというふうに思います。さて、この追加経費を負担するためには、まず組織委員会としてお金を集めていかなきゃいけません。スポンサーです。これ、スポンサーからどうやって集めるのか。今日の新聞ですか、昨日からスポンサーに追加分の費用をまた出してもらえるような交渉を始めたという新聞記事がありました。七月、八月、九月にかけてそれをやっていきたいんだと。ところが、スポンサーにまたアンケートをしているんですね。お付き合いしてこれからもスポンサーでお金出しますというのは全体の、今やっていただいているスポンサーの一二%、六五%のスポンサーはそんなこと今決められるわけないでしょうと。第一、コロナ禍でどうやって対応するのか、再延期になるのか、中止になった場合、そのスポンサー料どこまで返ってくるのか、全く条件提示がないのにそんなもの決められませんよと。だったら、スポンサーからのお金もどんどんどんどん読めなくなってくるんですね。それから、これ質問しようと思ったんですけど、東京都、東京都小池知事、コロナ対策で一兆円使っちゃうんですよ。財政調整基金九千億あると言っていたら、もう五百億しか残っていない。これからコロナの不況が来ます。そうすると、東京都は法人事業税というもう企業からの税収がメーンの税収ですから、がたがたがたっと歳入が落ちてきます。東京都も出せない、組織委員会のスポンサーも全然集まらない、無観客になったらチケット代も集まらない、東京都の財政はがたがた。それで、IOCは七百億しか出さないと言っているんですから。これ、最終的に、契約上、組織委員会が出せなければ東京都、東京都が駄目だったら国となっているんですね。だから、これから三千億だか五千億だか分からない追加の費用がかさんでくるけど、どこも出せない、お金がない。そうなると、国が最終的に何千億もの、下手したら兆単位の負担をせざるを得ない最悪の状況に追い込まれる可能性もあると思いますが、大臣として財政をどう考えていくんですか。」


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