希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名馬場伸幸(日本維新の会)
2021年1月26日
委員会名衆議院 予算委員会
「ちょうど、ここへ立たせていただきますと、一年前を思い返すわけでございます。我々、昨年の一月にいろいろなところからの情報が我が党所属の議員のところに入ってまいりまして、中国から新しいこのコロナが日本にも入ってくるのではないか、非常に警戒をしなければならないという情報がございました。私たちは、その情報をキャッチして、いろいろ調査をした上で、昨年の一月二十三日に党のコロナ対策本部というのを立ち上げました。そして、同日行われました衆議院の本会議において、恐らく政党では初めてこのコロナ関連の質問をさせていただいたところでございます。続いて、一月の二十八日に、この予算委員会の場で、当時、官房長官が厚生労働大臣を務めておられまして、このコロナ対策のことを簡単にお聞きをいたしました。当時の情報では、PCR検査がなかなかできないのではないか、PCR検査に使うプライマーというものが日本の国内には余りないので、これは大変なことになる、早急に段取りをした方がいいんじゃないかというような御質問もさせていただきました。当日は、武漢から、武漢に滞在している日本人、この日本人をチャーター機に乗せて帰国をすると。当時、茂木大臣からも、今晩帰ってくるんですよという御答弁をいただいたということも鮮明に覚えています。そこから、私の印象としては、そのときは、いやいやいや、馬場さん、大丈夫ですよ、もうそのコロナウイルスというのはインフルエンザ程度で、ある程度経過したら大丈夫なんですというような雰囲気がにじみ出ていました、当時は、正直申し上げまして。以来、その後、日本で起こったことは、もう皆様方も御存じのとおりでございますが、私は、これは誰の責任ということではなしに、日本人全てが未経験のことが起こっているわけであります。しかしながら、私は、このコロナに関しては、政府の皆様方の想像力が少し足らなかったのではないかと。私たちがこの問題提起をしたときの雰囲気から考えれば、いやいや、維新の会が言っていることは、もしかしたらそうかもしれない、だから、想像力を働かせて、そしてきちっと対応していこうじゃないかという初動態勢が遅れたということは、私は事実だというふうに思います。その後は、政府がいろいろな対応をしていただいているということは国民もいろいろ認めているところですが、今現在は国民の関心はどこにあるか、これはやはりワクチンなんですね。いよいよワクチンが接種をされれば、発症、重症化が防げるのではないかということで、大変期待も高まっています。いろいろな調査によりますと、ワクチンに期待する国民は約七割。しかしながら、ワクチンを打ちますかという質問に対しては、六割の方々に、一割ダウンしてしまうんですね。これは、六割の方ですが、恐らく本音の部分は、まあ先に誰かが打ってもらって、その人の状況を見て、何もなければ私も打とうかな、これが本当に本音だと思うんですね。私の周りの方はそういうことを言う方が多いです。また、SNSを中心にいろいろなネガティブな情報がワクチンに対しては流れていまして、本当の情報は何なのかということは非常に国民も関心を持っています。ですから、せっかく苦労して段取りをしていただいているワクチン、これが有効に国民の健康と安全につながるためには、正確な情報というものをもっと出していただかなければならないと思います。そこで、一つお伺いしたいのですが、今回のワクチンは、今までのような生ワクチンではなしに、遺伝子ワクチンというものが使用されると聞いています。国民の皆様方は、ワクチンを打ったときの副反応よりも、この遺伝子ワクチンを打てば数年後に体の中で何か変化が起こる、異常が起こる、そういうことになるのではないかと思っておられる方が多数いらっしゃいます。この遺伝子ワクチンに対する政府の正式な見解というものを厚生労働大臣に述べていただきたいと思います。」