希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名柿沢未途(結いの党)
2014/2/25
委員会名衆議院 予算委員会公聴会
「マクロ経済を見るのがお二人のお仕事だと思います、もちろん菊池先生もそうだと思いますけれども。そういう意味でいうと、アベノミクスによって異次元緩和が行われて、円の供給が行われることによってデフレ脱却の軌道に乗ってきたのかな、こういうところまで来たわけです。私も、ここまでの安倍政権のこうした量的緩和政策というものについては大変評価をしているところです。その一方で、お金の供給量はふえたけれども、それが金融機関を通じた貸し出しの増加に十分つながっているかといえば、残念ながらそうではないように思います。昨年十二月に発表された銀行百十三行の、貸し出しでいうと四百六十一兆、総預金量でいうと六百七十八兆あって、この預金量と貸し出しのギャップが二百十七兆円ある。これは過去最大級の預貸ギャップなんだそうですけれども、つまり、預金は集まってくるけれども貸し出しがふえない、こういう状況がずっと続いているわけですね。そして、これから消費税の増税で最も影響をこうむる地域経済、この地域経済を支えている信用金庫などの地域金融機関を見ると、預貸率でいうと五〇%を割るような、五〇%ぐらいの、こういう水準になっているわけです。我々は、資金供給量がふえて、そしていわゆるデフレから脱却が果たせるような道筋が来れば、自然と貸出量がふえて、こういうことになっていくんだというふうに思ってきたわけですけれども、必ずしもそうはなっていない。こういうことについて、これからそうなるんだというふうに見るのか、あるいは、そうでなくて、何かやらなければいけないことがなされていない、こういう評価になるのか、ぜひお二方のお考えをお聞きしたいと思います。」