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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名(※)鈴木克昌(生活の党)

2014/2/26

委員会名衆議院 財政金融委員会


「それでは、次に進めさせていただきますが、きのうもかなり議論がありましたNISAに関してのお話をさせていただきたいというふうに思います。きのう、大臣からの御答弁で、口座開設数が四百七十五万件ということを伺いました。ある意味では大変順調な滑り出しだと言ってもいいんじゃないかなというふうに思っていますが、これが本当の意味での個人の投資促進に向けた起爆剤となって、そして株式相場を下支えするというような期待の声はあるんですが、実際にそうなっていくかどうか、これはまさに今後のところではないかなというふうに思っています。ただ、この内容というか、四百七十五万件の内訳を見ていきますと、六十歳以上の方が半数以上を占めておるということであります。ある意味では、若い人たちに期待をして、しゃれた名前ですよね、NISAなんというのは、本当に何か、今流の若い人に受けるような名前かもしれませんが、しかし、現実には、いわゆる若年層の資産形成というような狙いとは実際少しずれが出てきておるのではないかなというふうに思うんですね。その辺の状況と、それから、では若い方たちにどういうような形でこのNISAの利用拡大を図っていくのか、その辺の取り組みについてのお考えをお示しいただきたいと思います。」 「なるほど、二月十三日だからNISA、語呂合わせはわかりますけれども、その日が過ぎてしまったら、これはまたもとのもくあみにならないように、ひとつ常日ごろのPR等々をお願いしたい。しかし、よく考えてみれば、やはり若い人はそれだけの余裕がないということではないのかなというふうに思います。大臣が何かおっしゃりたいそうでございますので後でまたお伺いしますが、その辺は、やはり若い人を啓蒙していくというのは非常に難しい問題があるのではないかな、このように思います。大臣、何かありますか、いかがでしょうか。」 「今大臣は、予約だけで五百五十万件、実際には四百七十五万件と。やはりこの差が、現実は、NISAの口座の開設が最大で二カ月かかるというような状況が今出てきているんですね。やはり、投資でありますので、タイミングというのは非常に大事だと思うんですよ、釈迦に説法ですけれども。したがって、こういった二カ月もかかるという状況について、どう短縮化をされていくのか、また、そういうようなお考えがあるのかどうか。当然、証券会社や税務署の対応ということになってくるのかもしれませんけれども、政府として、財務省として、お考えがあれば聞かせていただきたいと思います。」 「いずれにしても、せっかく、じゃ、株をやっていこうという思いになられた方が、なかなか手続が進まないために、最大ということですけれども二カ月待たされるというようなことでは、私は、ある意味では投資のチャンスを逃してしまう、また意欲をそいでしまうということになると思うので、課題はあると思いますけれども、やはりスピーディーに対応するような体制をぜひ進めていただきたい、このことをお願いしておきます。それから、当然、株式投資でございますから、リスクがあるわけですね。やはり、おいしい話ばかりではなくて厳しい話もあるよというのは、両々進めていかなきゃならない、私はこのように思いますし、その点も、政府として、広報の中で、どういう形があるのかわかりませんけれども、きちっと説明をしていく必要があるのではないかなと思います。そこで、もう一つ続けてお伺いをしますが、いわゆる一般口座との損益通算ができないんですね。NISAの口座の取引に失敗をしても、その後、例えば一般口座で取引をしてうまくいった場合でも、損益通算ができないということがあるわけであります。この部分について、いわゆるリスクの部分と、それから損益通算の範囲の拡大ということについて、何か検討されたり、お考えがあればお聞かせいただきたいと思います。」


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