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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名井坂信彦(結いの党)

2014/3/12

委員会名衆議院 厚生労働委員会


「JEEDに渡したとされる仕様書の案についてもお伺いをいたします。この仕様書の案も、大変重要な文書でありますから、当然、一職員が思いつきで書けるような文章ではないと思います。組織内で、この仕様書の案は、どなたがいつ書いて、そして、どなたがいつこの仕様書案で進めて構わないと決裁をされたのかどうか、お伺いをいたします。」 「最終的な仕様書の決裁は二月十九日ということですが、お尋ねしているのは、これは通告どおりですけれども、仕様書案の方は、どなたがいつ決裁したんですか。職員が勝手につくって、勝手に持ち出していたものなんですか。」 「ちょっとお手元の資料を見ていただきたいんですけれども、今回の事件は、二つの問題が同時に起こっていると思います。ホームページ掲載問題は、これは十七日の十五時に課長補佐が翌日のホームページ掲載を依頼した。そして十八日十時に掲載をされた。その後、きょうは書いていませんが、JEEDから電話があり、ホームページ掲載が中止となり、そして、入札参加要件やキャリアコンサルタント資格が緩和をされて、十九日に再度ホームページ掲載と続くわけです。一方、JEED訪問問題は、十四日に、恐らく十七日が公示日になるだろうと想定して、十七日のアポを厚労省がJEEDに入れ、そして、十七日の十六時半に企画官、課長補佐、係長がJEEDを訪問して、そして仕様書案を説明し、その後、厚労省職員の方々はJEEDと飲みに行き、そして翌朝、十八日の十時には公示がホームページに掲載されて、仕様書案ではなく、本番仕様書の配布が十八日の朝から始まっているわけであります。お伺いをいたしますが、十七日夕方には仕様書案だったものを本番仕様書へ一晩で書き直したことになるわけでありますが、どなたが変更を起案して、どなたがいつ本番仕様書の内容を決裁したのか。先ほどの御説明と少しかぶりますが、お伺いいたします。」 「このJEEDと厚生労働省、十二月からいろいろ会っていたということで、またその間も、どういう内容であったかということは、先ほど、追加の調査をするというふうに言っていただきました。この仕様書案及び本番の仕様書の作成に、まさかとは思いますが、JEEDが一秒でも関与したという事実はありますか。」 「十八日当日の経緯は、今そういう説明をされておられて、そういう説明だということは了解をしておりますが、本日、通告どおりお伺いをしましたのは、もっとその前の段階、仕様書案そのものの作成にJEEDが一秒でも関与した事実はあるかということをお尋ねしているわけで、ちょっとそこを再度御答弁いただきたいんです。なぜかといいますと、そこを御答弁いただきたいんですが、今回、仕様書案と本番仕様書、内容は同じなのですが、言葉遣いが違うところが幾つかあるわけですね。仕様書案では能力開発支援アドバイザーと書いてあるところが、本番仕様書では能力開発支援員と書き直されている。また、仕様書案では能力開発コーディネーターと書かれているところが、本番では訓練実施指導員となっている。仕様書案ではハローワークと書かれているところが、本番では安定所と書かれている。この仕様書案にある能力開発支援アドバイザーとか能力開発コーディネーターは、世間一般にある職種名なのか、それともJEED内で使われている職種名なのか、こういった疑念があるわけなんです。仕様書案について、JEEDのアイデアとか何か入っていないのかどうか、お尋ねいたします。」 「繰り返しますが、仕様書案から十八日当日にどう変わったかをお尋ねしているのではなくて、仕様書案そのものの作成に、本当に厚労省の職員さんが使う言葉かなと思うような言葉が散見されるわけなんですよ。何かJEED内の職種名に見えるようなことが幾つも書いてあって、それが本番に書き直されている。大体、仕様書のタイトルからして、案と本番で違うんですよ。仕様書案では、短期訓練集中特別訓練事業と、訓練という言葉が二回も入っている。厚労省の担当者がつくった文章なら、自分が所管する事業の事業名、仕様書案のタイトルなんか間違えないと思うんですよね。これは本当に厚労省がつくったのか。それとも、JEEDの人がこれはかかわっているんじゃないですか。仕様書案の作成に事前にかかわっているのかいないのか、あるいは御存じないなら、そこはしっかり調査すべきだと思いますが、いかがでしょうか。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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