希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
Warning: Undefined array key 12 in /home/kiboucollege/kibounippon.jp/public_html/kri/index.php on line 173
議員名井坂信彦(結いの党)
2014/3/12
委員会名衆議院 厚生労働委員会
「まず、前回の委員会で、全省庁統一資格という入札参加要件を公示後に外したことが問題になったわけで、そこで私、前回、入札参加要件はそもそも決裁のときにどうなっていたかと、問題の核心をお尋ねいたしました。その答弁として大臣がおっしゃったのは、局長の決裁書には、今言われた競争参加資格に格付されているものという記載がなかった、なしであったものを、ありというふうな形で公示をしてしまったので、それを訂正した、こういう答弁をされています。ところが、昨日の厚労省の中間報告によれば、ホームページに公示を掲載した後に決裁をしたと、驚くべき説明があったわけであります。事後決裁だったという報告は、前回の委員会の七日の九時の段階で、一体、庁内のどこまで、どなたまで到達をしていたのか、参考人にお尋ねをします。」 「前回の委員会で、質問通告を出して、まさに決裁書はどんな内容だったんですかとお尋ねをして、当然、決裁の日付が事後決裁だなんということがあったら、それはもう重大な問題。それが全く大臣に報告が上がっていなかったとすれば、これはもう組織の隠蔽体質と言わずして何と言うのか。これは、報告を単に忘れましたという話じゃないと思います。私、この問題は、単に、できレースという問題と、もう一つ、その後の処理で、いわゆる隠蔽と言われても仕方のないことが続々と起こっている、ここも大変問題視をしておりますので、本日、その点について質問をさせていただきます。過去に厚労省の中で、入札参加要件の決裁を行う前に入札公示を行った、今回のように事後決裁となってしまった例は何件あるか、お尋ねをいたします。」 「まさに、厚労省の長い歴史上初めての珍事が起こったということであります。私は、逆に、本当にこんなことが起こるのかなと大変不自然に感じている部分でもあります。そこで、お伺いをいたしますが、今回、事前に仕様書案を渡したのは入札の公正を害する行為ではないか、こういう疑念が出ているわけでありますが、大臣にお尋ねいたします、これは入札妨害に当たるのではないでしょうか。」 「午前中の質疑の中で、厚労省の職員がJEEDともう十二月から接触をしていたということ、また、そのときのやりとりの内容など、これを局長が全く御存じなかったのかというふうに思うわけですね。昨年十二月からの接触について、これは、まず、行きますよというようなこと、決裁も報告もないものなのか、また、こういった一連のことについて、課長、局長の責任については昨日の報告書で一切触れておられないわけでありますが、こういった課長、局長の責任はないのかということについてお伺いをいたします。」 「十二月のはまだ補正の事業の前ということでお答えがありましたけれども、そう言われると逆にお伺いをしたくなるのが、では、公示の前日、十七日のことはお認めになって、大変問題だと。十二月のことも出ました。私は、その間も、まさに本件事業についてすり合わせをしているのではないかと疑念を持たざるを得ないわけでありますが、十七日よりも前の段階で本件事業についての接触があったのかなかったのか、調査はされていますか。」 「現時点では、ないけれども、今後出てきたら報告ということで、これは大臣にお伺いしますが、そんなことではいけませんので、あるかもしれないのだったらしっかり調査をしていただきたいと思いますが、していただけますか。」 「大臣が今おっしゃった、午前中もおっしゃったんですが、この事業ができるのは機構しかないという危機感が厚労省内にあったんだろうということなんです。ところが、午前中、機構の理事長は、今後この事業に手を挙げることはないと明言をされている。ということは、再入札をしても、当然、これは機構が手を挙げないとなると参加者ゼロになるのではないかと思いますが、そういう認識でよろしいですか。」 「一体、こういう事業を受ける機関がJEED以外にあると思っていたのか、ないと思っていたのか、もう本当におっしゃっていることが正反対で、矛盾しているというふうに思うわけです。まだまだ矛盾はありまして、企画官の責任について伺いますが、昨日の午後のマスコミ向けの記者会見では、JEEDに仕様書案を渡したときには企画官は席を外していたと御説明をされていたというふうに伺っておりますが、本日、午前中に出た十七日の議事録には、企画官より補足、仕様書記載の(2)の文言を修正と、企画官がまさに仕様書の中身、ここは間違っているので修正します、こういうやりとりをしているわけですね。これはどういうふうに説明をされますか。」 「修正はいいんですけれども、これは、企画官がうその報告をされたのか、それとも、報告の段階で我々にうそのことをされたのか、結構問題だと思うんですが、どっちなんですか。」