希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
Warning: Undefined array key 12 in /home/kiboucollege/kibounippon.jp/public_html/kri/index.php on line 173
議員名玉木雄一郎(民主党)
2014/3/12
委員会名衆議院 厚生労働委員会
「そして、その次です。この能力開発支援員というのは、いろいろ書いていますけれども、「登録キャリア・コンサルタントであることが望ましい」と書いています。つまり、登録キャリアコンサルタントをきちんと置いてくださいというのが仕様書一の義務ですね。それが、この新しい方の仕様書を見ると、置かなければいけないのは能力開発支援員なんだけれども、この能力開発支援員というのは、必ずしも登録キャリアコンサルタントである必要はないんですね。「望ましい」という規定に、少し要件が緩和をされています。ちなみに、この登録キャリアコンサルタントというのはなかなかなれなくて、百四十時間以上のキャリアコンサルタント養成講座を受講するなど、これを取得するのは結構大変なわけであります。質問をしたいのは、このホームページが差しかわったという話は、前回も含めてるるしましたけれども、仕様書についても、これは差しかわっていますね、大臣。まず、差しかわっているかどうなのか、今私が説明した事実が正しいのかどうか、お答えいただけますか。」 「仕様書が、今大臣もお認めになったように、ホームページの記述だけではなくて、仕様書そのものも変わっているんですね。これは実は極めて重大な問題です。今から説明します。なぜこの仕様書が変わったかということの、その原因、因果関係でありますけれども、このことについてこれから質問をしたいと思います。話を一日戻しまして、二月十七日の話をしたいと思います。これは前回の当委員会での議論でも質問をさせていただきましたけれども、この入札公示が十八日の十時ごろに出る、その前日の夕刻に、厚生労働省の職員、まさに担当職員と、独立行政法人のJEEDの担当職員が会ったという事実までは、機構の理事長さんにもお認めをいただきました。しかし、そこで一体どういう話がなされたのかについては、調査中なので話を差し控える、そういうお話でございましたけれども、本日は、調査結果が出ておりますので、改めてお答えをいただきたいというふうに思うのでありますが、前日に、厚生労働省の職員と、そしてJEEDの担当の職員が会われて、一体どのようなお話をされたのか、理事長、お答えいただけますか。」 「今、重大な答弁をいただきました。まず一つ、仕様書の案については厚生労働省から説明を受けたということを今明確に認められましたね。そのことはそうだということと、あと、キャリアコンサルティングの話が具体的に出ましたけれども、今回の受託する内容はそういった訓練実施事業者を監督するという立場であるのに、その監督する立場がキャリアコンサルティングをむしろやってくれというようなこともその仕様書の案の中には書かれていたので、それはいかがなものかということの意見を言ったという話だったと思います。大臣にお伺いしたいと思いますが、前日に会ったことは大臣もお認めになりますね。これは、機構から求められて厚生労働省の職員が機構に出かけていったのか、求められてもいないのに厚生労働省の方から機構に出かけていったのか、どちらですか。」 「資料三を見てください。こういうやりとりが行われています。まず、厚生労働省側から、先ほど申し上げた登録キャリコン、これはキャリアコンサルタントですね、これをあなたのところでそろえるのは難しいですかという話をしています。それに対して、今、理事長がおっしゃったようなトーンですね、我々、つまり機構が人を雇えということですか、現在、機構でキャリアコンサルタントの業務は行っていないので、求職者支援訓練部では責任が負えない、うちとしてはちょっとやりかねますねという話をここでまさにしているわけですね。こういうやりとりが、二月十七日、入札公示の前日に行われ、そして、先ほど大臣からも御答弁いただいたように、翌十八日に最初の入札公示が出ますけれども、それが差しかわるんですが、それに伴って付随する仕様書も差しかわっているわけであります。どう差しかわっているかというと、まさに、ここの内容を踏まえた、登録キャリアコンサルタントの必置義務が、その要件が緩められる形で仕様書が変わっているんです。因果関係はないとおっしゃいました。ただ、外形的な因果関係、これは非常に疑わしいですよ、大臣。そもそも、こういうことが今回の調査結果には入っていないことも含めて問題ではないですか。大臣、前日の機構との打ち合わせに基づいて、先方からの意見、もっと言えば、厚生労働省としては機構に落としたいという思いの中で、何とか機構が受けられるように仕様書を変えたんじゃないですか。」 「大臣、これは明らかに要件は緩和されていますよ。これは、こういうやりとりが実際行われて、今まさに、機構の理事長さん、ではお聞きします。登録キャリアコンサルタントを求められれば、それはやはり機構としては厳しい要件だったという理解でよろしいですか。もう一度お答えください。」 「大臣、翌日に入札公示が行われるんです。その前日に、求められてもいないのに厚生労働省から後に落札する機構に出かけていって、その出かけていった先の機構から、一者応札になることは問題じゃないですかねと心配されていて、受ける側から心配されていて、発注側の厚生労働省が、あしたから入札公示をやりますけれども、問題にならない、外部から問われた際は厚生労働省で説明する。大臣、説明してください。」 「これからの話はこれから議論していただければと思うんですが、今回私が取り上げているのは、今回のケースは、あくまで企画競争、競争入札でやっているんです。そのことに関して前日に説明をする。それは、個人的なミスとかではなくて、企画官、課長補佐、係長、そろって行っているんですよ。組織的な関与、あるいは、これは厚生労働省を挙げての一つの方針、行動だと言っても私は過言ではないと思いますよ。OBの方がいろいろな形で関与されているそういう組織等は、もちろんいろいろなプロフェッショナルもお持ちなので、関係が深くなるのは、一定程度それはあると思いますが、ただ、法律は守らなければいけませんよね、大臣。今いろいろなことをるるおっしゃいましたけれども、ただ、あくまでこれは企画競争としてやっているのに、特定の事業者に対して事前に説明したり、ましてや、そこで打ち合わせた内容を踏まえて仕様書を変えるなんということがあったとすれば、これは大問題であるということです。その点に関してもう一点お聞きをしますが、前日十七日、このように打ち合わせをしていますが、これは夕刻ですけれども、まさかその後、厚生労働省の担当者と機構の担当者、飲食をともにしていませんか。」