希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名西田実仁(公明党)
2014/3/17
委員会名参議院 財政金融委員会
「こうしたネットを通じた金融犯罪というのは年々大規模化しておりますが、いわゆる二十一世紀型の銀行強盗と言われる事件が昨年二月に起きております。世界二十六か国のATMから総額四十五億円が不正に引き出されたという事件でございまして、ハッキングで得た情報でカードを偽造し、同じ銀行から一斉に巨額の現金を奪ったと見られるものでございます。この二十一世紀型銀行強盗という命名はニューヨーク連邦地検の検事がされているというふうに聞いておりますけれども、日本でもこの引き出し窓口となった銀行が三行ほどあるという報道でございました。こうしたいわゆる二十一世紀型の銀行強盗と言うべき事件について、金融担当大臣としてはどういう御認識をお持ちなのか、お聞かせいただきたいと思います。」 「日本ではそうした振り込め詐欺等もありましてATMの管理というのはかなり厳しくなってきている、年々厳しくなってきていると思いますけれども、そうした日本でも今回オマーンの銀行と提携していた三行が引き出しの窓口として使われたという、これだけ厳しくやっていてなぜ日本でもこうした事件が起きているのかということについてはどんなお考えでしょうか。」 「金融庁としての対応をお聞きしますけれども、警察との連携強化ということも監督指針には出ておられるようであります。警察との間で犯罪防止協定等を結んでいる銀行はもう全て結んでいるのかどうかということも確認したいと思いますし、また、これまでの対応はもちろん大事なんですけれども、いわゆるこのサイバー攻撃という大きな枠組みの中でそのセキュリティー対策の人材をどう育てていくのかという大きな観点に立っていかないと、金融機関のみならず政府機関も、もちろん金融機関も、今世界中がそうしたサイバー攻撃ということへの対応という枠組みでのこうした金融犯罪への対処ということも検討していかなければならない。そういう意味では、政府全体として取り組まなければならないというような思いもいたします。金融庁に是非そうした今後の対応について最後にお聞きしたいと思います。」