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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名松沢成文(みんなの党)

2014/3/17

委員会名参議院 文教科学委員会


「それで、今日はちょっとオリンピックの準備についてお聞きしたいんですが、まずその前に、ちょっと通告はないんですけれども、これ大臣の思いで結構ですので、東京オリンピックに向けて、特に若い選手をしっかりと育成して、もちろんメダルの数至上主義じゃいけませんが、ただ、東京オリンピックでホスト国日本の選手がどの競技でも大活躍していると、そういう姿を見ると国民も感動するでしょうし、また日本人としてのアイデンティティーとかあるいは誇りにもつながってくると思うんです。そういう意味で、選手の強化、育成は非常に重要だと思いますが、大臣はこの六年間で、特に若手の選手育成、どんな思いでやっていきたいですか、もう大臣の思いで結構ですから。」 「大体平均すると、各競技団体がやる強化合宿というのは、小学校では四、五日程度、一年のうちですよ、中学校、高校ぐらいでも十日ぐらいだっていうんですね。この公欠という言い方はちゃんとした用語じゃないらしい。一般的に公欠と言うと一番分かりやすいんですけれども、この学習指導要録というんですか、これでは公欠ではなくて、その指導要録上は出席停止・忌引等というふうになっているらしいんですね。さあ、そこで、文科省の方では、スポーツ強化のために小中高校生が合宿に行って休みたい、ただなかなかそれが公欠扱いにならなくて困っている、こういう実態、どのように把握されているんでしょうか。」 「今局長から御答弁いただいたように、これ、学校長の判断でやっぱりそれぞれ対応が違うんですよね。やっぱり、その地域に、その学校に日本を代表するような優れた例えば小学生なり中学生なりが頑張っていると。これはもう地域の誇りであり、学校の誇りです。そしてまた、オリンピックに出るような選手を我が郷土から育てたんだということで、地域全体の誇りにもなると思うんですよね。私は、こういう大変優れた可能性のある小学生、中学生、高校生も含めますが、こういう選手たちが、そのスポーツ団体の強化合宿、これ公式なものでなきゃ困ると思いますが、強化合宿なんかにはきちっと参加できる、公欠で参加できるというのを、やはり学校や校長先生の判断に任せるのだと、どうしても不公平が生じる可能性あるんですよ。同じチームにいるのに、公欠扱いになって来れる子と、欠席扱いになってしまって、これ学習指導要録というのは内申書に関わってきますから、これがやっぱり統一されていないと非常に私は不公平感を招いてしまうと思うんですね。そこで、大臣、これやっぱり、オリンピックの若手選手強化に非常に必要な私は一つの仕組みだと思っているんですけれども、例えばこうした合宿を学校教育活動の一環として指導要録上、出席の扱いとするというようなガイドラインをこれやはりできれば全国できちっと作って、そのガイドラインに沿って、これは公欠で行けますよ、いや、ここまでは無理ですよ、やっぱりここは欠席になっちゃいますよというふうにやった方が分かりやすいし、不公平感もなくなると思うんですね。また、逆に言えば、校長先生の判断で、校長先生はいろんなことを言われますから、それで非常に厳しい判断するよりも、きちっとルールに従って、これは全国共通でこういう形でやっていきますという方が分かりやすいし、それが選手の育成強化につながるんじゃないかと思うんですが、大臣、是非ともガイドラインを文科省の方で整備して、全国で対応させたらいかがでしょうか、どうでしょうか。」


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