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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名井坂信彦(結いの党)

2014/3/25

委員会名衆議院 消費者問題に関する特別委員会


「続きまして、IT戦略本部によるパーソナルデータの利活用について、いわゆるビッグデータの活用についてお伺いをいたします。この件、個人情報保護の今の現行の仕組みの中で、そうはいっても、日本の研究やイノベーションのためにビッグデータの活用が大事だと、今、政府の中ではなっています。そこで、このビッグデータは、個人情報の部分と切り離して、そして、誰のデータかわからないようにしっかり処理をした上で、事前の同意なしで、大量のデータの一部として使っていこう、こういう方向で今検討が進められているわけであります。しかし、このパーソナルデータの利活用、特に、個人情報と切り離したからといって、事前同意なしで、では、どこまで広げていって何まで使うのか、大変議論の尽きないところであると思います。私自身は、弟が疫学の研究者をやっていたり、もともと、予防医学、コホート研究とか、そういうビッグデータの活用ということには大変夢や希望を持っている側の議員ではありますが、だからこそ、こういった問題については、歯どめの部分、ルールの部分はきっちりしないと、後々、まさに取り返しのつかない、文字どおり取り返しのつかない、ビッグデータですから、全ての個人情報の流出、例えば、その人がどういう病気をずっとやってきたかとか、その人の携帯の位置情報がもう何年分もずっとまとめて束で匿名で出ていたのが、ある瞬間に、何か技術の進歩で個人情報とひもづけられてしまって、その人がいつどこに行ったか後からみんなわかる、こういうことも心配をするわけであります。消費者庁として、個人情報保護の観点から、本件、どのような懸念事項があり、どのような対策が考えられるのか、お伺いをいたします。」 「続きまして、似たような問題ですが、ネット上の個人情報の拡散の問題についてであります。昨今、クラウド上にアップロードした自分のファイル、公開設定にしている写真とかそういったものが、自分のお友達だけに見てもらえるだけじゃなくて、そもそもそのサービスを運営している会社が、もううちのクラウドにアップしたものはうちの宣伝活動にも使わせてもらいますよというような規約を一文書いていたり、あるいは、フェイスブックをやっておられる方が最近ふえていると思います。何か、芸能人の驚きの真実みたいなそそる見出しとともに、何か押してみると、このアプリをダウンロードすると見ることができますよみたいになっていて、私は押したことはないんですが、それをうっかり押すと、自分で見られるけれども、見た瞬間に、私自身がそのアプリをまたお友達に、みんなに宣伝をするような投稿を一斉にばらまいてしまうというような、半ばスパムのような、こういうアプリの仕組みが世に出ていたりいたします。今、こういった感じで、勝手に個人情報を使われたり、個人の情報がどこまで拡散されるのか、また、個人情報を使ってこのアプリが一体どういう悪さをするのかが、なれた人じゃないと事前になかなか予測がつかないような事案がふえてきていると思いますが、このような問題に消費者庁としてどのように対処していかれるでしょうか。」


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