希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名玉木雄一郎(民主党)
2014/3/26
委員会名衆議院 厚生労働委員会
「時間がないので、最後、きょうは、お忙しい中、葉梨政務官にお越しをいただいておりますけれども、私は、きょういろいろ初めてお聞きになったと思いますが、こういったやりとりの一つは、根本原因はやはり基金という仕組みにあるのではないのかなというふうに実は思っているんですね。先ほどの実施要領の中に実は出てくるんですけれども、資料の四の、第七の(1)のところを見てください。この実施要領の中に「基金事業は、平成二十六年度末をもって終了する。」というふうに書いてあるわけですね。さらっと書いています。単年度主義が我が国の会計原則の大原則であります。でも、この実施要領にさらっと、これは二十五年度補正予算です、軽々と年度をまたがって、二十六年度末まで執行できるということをこの実施要領の中にさらりと書いて、いわば、資料の五にありますけれども、財政法、あるいは場合によったら憲法が要求する、単年度でしっかりとまずは会計を管理していこうという原則をひらりと飛び越えているんですね、軽々しく。私は、この点について、ここにもありますけれども、予算の単年度主義との関係からいうと、基金というのは、極めてそれを形骸化させるというような仕組みになっているのではないかと思うんです。これは、憲法にまで、単年度できちんとやると。財政法、特に四十二条です、繰越明許を除けば基本的に翌年度において使用することはできないというのが法律の決めです。にもかかわらず、法律よりも当然下位にある実施要領の中で、来年度末まで使えますよと書いたら平気でできるというのは、私はこれは問題だと思うんですが、今回の実施要領にあるように、基金事業において簡単に年度を越えてできる、この法的根拠はどこにありますか。」