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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名玉木雄一郎(民主党)

2014/3/28

委員会名衆議院 経済産業委員会


「一昨日聞いたときには、汚染水のタンクがたくさんありまして、そこにたくさんの弁があります、この弁の数が一体幾らあって、弁の開閉管理をしっかりするためには識別するタグをきちんと付することが大事だ、こういう話をしました。その中で、今現在、どれだけ弁があって、その弁にタグがどれだけついていて、どれだけついていないのか、この質問をしたところ、前回は東京電力からお越しいただけなかったんですけれども、規制庁の事務方から、五千あるうちのまだ千五百がついていません、つまり三割が未設置ですという答弁があったんですが、その後、どうやらこれが逆でありまして、三割ついていないんじゃなくて七割ついていないということを、後で東京電力の方から電話がかかってきまして、そういう話が委員会の後にあったんです。改めてこの点を、ちょっと事実確認をまずしたいと思いますけれども、廣瀬社長、いかがでしょうか。」 「私は、これは二つ大きく問題があると思っています。一つは、東電、これはたまたま私が質問して、たまたま規制庁があのとき、エネ庁の事務方も手を挙げていましたけれども、規制庁からお答えいただいたんですが、規制庁が東電本店に問い合わせなければ、今回、千五百が未設置じゃなくて三千五百がついていないということは、この問い合わせがなければ東電もずっと気づかなかったんじゃないですか。私は、まずここに問題があると思うんです。二つ目は、この後ずっと来ますけれども、実は私の事務所には、間違っていましたという電話を東電からいただきました。間違っていましたという報告がずっと関係のエネ庁なり規制庁に上がっていくんですけれども、私の一昨日の質問に答えていただいた規制庁からは、こちらから問い合わせをするまで何の連絡もないんです。質問したいのは、今私がちょっと申し上げましたけれども、まず廣瀬社長にもう一回聞きたいんですが、報告が間違っているかもしれないというふうに気づいたのは、やはりこの規制庁からの確認依頼があって初めて気づいたんですか。」 「思い込みという言葉がありました。人間は思い込みますし、間違えますので、いわゆるヒューマンエラーというのは各所で起こる。ただ、そのことを前提に物事を組み立てていかなければいけないというのは、まさに福一の事故が教えてくれていることだと思いますので、この件、単に報告のミスの問題ではなくて、根本に掘り下げて、また、他に及ぶ問題でもあると思いますので、ぜひ対策をしっかりやっていただきたいというふうに思います。田中委員長にきょうお忙しい中お越しいただきましたので伺いたいと思いますが、先ほど少し伺いましたけれども、こちらが問い合わせない限り、規制庁からは何の説明もなかったんですね。東電からはありましたから、そのうち規制庁からあるかなと思ってしばらく待っていたんですけれども、いつまでたっても、待てど暮らせど何の連絡もないんですね。これは、そもそも規制庁としては、配管のタグの管理について、あるいはそれを東電がどうやって行っているのかについては、そもそも自分の規制の対象外だという認識なんでしょうか。」 「何かすごく人ごとな感じがしますし、余り緊張感がないように、今のはちょっと。どうですか、皆さん。もちろん、タグそのものをするのは規制庁の所管じゃないと思いますが、ただ、二月十九日に明らかになったH6エリアのタンクからの百トンの漏えい、この一つの原因は、これは東電も認めていますけれども、弁の開閉管理が不十分だったということですよね。適切に弁の開閉管理をすることの前提は、きちんと識別タグが弁に取りつけられていることが、やはり適切な管理の前提なんだと思います。ですから、関係ないというのではなくて、もちろん、ここからこうというふうに明確に分かれるものではないと思いますけれども、これだけ、弁の問題、あるいは弁の管理の問題が漏えいの一つの原因だと言われているわけでありますから、これは規制庁もぜひ当事者意識を持って、しっかりと規制なりチェックをしていただきたいと思いますけれども、最後にもう一回、いかがですか、委員長。」


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