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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名(※)山田太郎(みんなの党)

2014/4/8

委員会名参議院 農林水産委員会


「実は、公共建築物木材利用促進法という中で、特に学校なんかは木材建築を中心にということをやっておるようでありますが、首都圏のいわゆる利用率というのは非常に少ないというような指摘も聞いております。そこで、一気にこの木材利用を日本でも盛り上げていくために、是非、二〇二〇年の東京オリンピックでもこの木材利用を積極的にしてはどうかというふうに思っております。これ、前回ここの委員会でもそんなような質疑あったかと思いますが、じゃ、どれぐらい木材を使った場合に建物のコストが違うのかなということを実はお伺いしましたところ、お手元の資料の方、お配りしておりますけれども、鉄筋コンクリート造で一平方メートル当たり二十万から二十五万、木造だと二十万から三十万ということで、これ学校のケースではあるんですけれども、大体同じぐらいでやれるという御回答もいただいております。そういった意味で、まさにそのオリンピック関係で木材を、コストの面で合うのであれば是非使っていっていただきたいと、こういうふうにも思うわけですね。特に、余り空中戦をやっても具体的に促進しないでしょうから、是非、オリンピックの中でも一つは選手村にこれを使えないだろうかと。まさに、選手村の方は将来そのまま集合住宅としていわゆる転換、売却されるということでありますから、そこを見越して、いい和風のいわゆる木材のものをやる、これは非常にシンボリックな意味もあるかと思います。そういった意味で、農水省ではこれの扱いをどのように考えているのか。一方で、国立競技場の方もそうですね、国立競技場の整備に関しても木材利用ができないかどうか。これ、ひとつ農水省さんの考え、それから国立競技場を所管する文科省さんも今日来ていただいておりますので、その辺り、それぞれ御意見というか方向感、お聞かせいただきたいんですが、いかがでしょうか。」 「もう一つ、オリンピックにこだわって、これはお手元の資料を見ていただきたいんですけど、長野オリンピックでは実はメダルにもしんちゅうの部分が使われておりまして、漆加工を施した非常に和の雰囲気を醸し出したメダルが実は作られています。まさに農林水産といった場合に、東京オリンピック、世界に発信する非常にチャンスだと思っております。農も水産も、食の文化ということ、和の文化ということはおいしいものを来ていただいて食べていただいて発信できるんですが、特に林業の場合、建物の話もしましたが、是非メダルなんかも、もしかしたら日本らしく、まさに国土の七〇%が森林だという、実は我が国は森林大国であるといったメッセージも伝わるかと思っております。そういった意味で、このオリンピックのメダルを作製しているのはこれは財務省だということでありますけれども、ひとつ当時の長野のやっぱり経緯なんかも教えていただくことで参考になるかと思っておりますので、この漆のメダルが作られた経緯、そして技術的に木を使ったメダルというのは可能なのかどうか。あわせて、今回のオリンピックでも、もし東京都あるいは主催者のIOCの方からそういう話が出てくればそういう対応ができるのかどうか。是非、財務省のお考えもお聞かせいただきたいと思います。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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