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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名岸本周平(民主党)

2014/4/11

委員会名衆議院 経済産業委員会


「諸葛参考人にもう一度お聞きしたいんですが、プロジェクトマネジメントという考え方なんですけれども、これも残念ながら、日本政府にはほとんどそういうことに対してのセンシティビティーがありませんでした。今もありません。申しわけありません。つまり、政府調達をする側なんですけれども、政府調達の部分で、例えば、公共事業関連、当然、防衛装備、それから今でいうとITの開発、この三つの分野は主としてプロジェクトマネジメントが全てを決するわけであります。世界では、アメリカのペンタゴンが、IT担当、それと防衛装備品の、彼らがやっているのは武器ですけれども、調達。つまり、戦艦だと三年かかる、戦車だと三年かかる、そういうことだし、橋だと三年かかる、そういうプロジェクトマネジメントという意味で、ペンタゴンが事務局をして、イギリス、EU諸国、それからオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、そういうところで学会があります。日本では経済産業省だけが参加しておりまして、私、課長で参加しておりました。国土交通省は参加しておりませんでした。理由を聞いたら、英語をしゃべれる人がいないということで参加しない。当時防衛庁、防衛省はなぜ参加しないかというと、そんなことをしても意味がない、これ以上は申しませんが。そういうことで参加しなかったということなんです。つまり、日本のいわゆる官庁系の方々にプロジェクトマネジメントという発想自体が全くないんです。したがって、今おっしゃったようなことは、ぜひもうちょっと強く言っていただくか、あるいは委員に入っていただかなきゃいけないぐらいの思いでおって、プロジェクトマネジメントはとても大事なんですけれども、もちろん民間企業でも、実はそれほど、世界的に見て、全ての企業が進んでいるとは思わないんですけれども、なぜ、日本でプロジェクトマネジメントの専門家が育たないというか、そういう発想がないのか、それをどうしていけばいいのか、本件にもかかわりますので、御所見があればお聞きしたいと思います。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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