希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名井坂信彦(結いの党)
2014/4/16
委員会名衆議院 厚生労働委員会
「まず一問目ですが、生活保護との兼ね合いであります。こういう声を聞いてまいりました。生活保護を受けようと思えば受けられるぐらい非常に厳しい経済状況にもかかわらず、生活保護を受けずに頑張っている難病患者さんが少なからずいるんだよ、こういうことであります。お伺いをしたいのは、こういった生活保護基準以下の経済状況ながら、生活保護を受給せずに、どういう言い方がいいのか、いわば頑張っている患者をどう考えるか、また、そのような世帯数、患者数を把握しておられるか、まず、大臣にお伺いをいたします。」 「質問の前段の、生活保護を受けられるような厳しい経済状況だが、受けずに頑張っておられる難病患者さんがおられるということについては、どうお考えでしょうか。」 「難病患者の中にも、似たような割合でやはり少なからずいらっしゃることは予想されるわけでありますが、経済状況が生活保護基準以下の難病患者さんについては、午前中から随分問題になっておりますが、医療費自己負担が大変なら、これはもう生活保護を受けていただくべきだ、こういうお考えなのかどうか、お伺いをいたします。」 「生活保護基準以下の大変厳しい経済状況の難病患者さんが一定おられます。ただ、その方皆さんが、本当に生活保護申請をして、生活保護を受けておられるわけではもちろんありません。生活保護基準以下の厳しい経済状況だけれども、生活保護を受けていない難病患者さんが一定おられるわけです。そういった方々にとっては、午前中からある、いわゆる低所得一の層の自己負担分であっても、毎月それだけの負担は非常に厳しい、こういう声を現場で聞いてきたわけでありますが、そういった方々は、もし本当にその千円なり二千五百円が厳しいのであれば、これはもう生活保護を受けるべきだ、そういうお考えなのか。頑張っている方、非常に低所得で、受けてもいいんだけれども受けずに頑張っておられる方について、どう考えておられるかということをお伺いいたします。」 「私は、またちょっと大臣にこの件を重ねてお伺いしたいのは、では、ほかの制度との公平性と言いますが、やはり生活保護との公平性はどうなのか。あるいは、負担能力と言うが、要は、そういう生活保護基準以下の家計の状況というのは、まさに負担能力がないから、現状、医療費無料となっている。ところが、そういう生活保護基準以下の経済状況の患者さん、生活保護申請をしない限りは月々の自己負担分を取るということは、私はやはり、実態にも合わないし、矛盾があるのではないかなと思うんです。大臣がおっしゃったように、そういう人はもう全員とりなさい、本当にそういうお考えなら、そういうお考えも一方ではあるのかと思うんですけれども、ただ、世の中では、七割、八割が正しいかは別にして、資産要件まで満たして、農地の問題とかも、これはやはりそういう例もあるでしょうけれども、全然そうじゃない、生活保護を申請すればとれるけれどもとらないという人は、世の中に本当にたくさんおられるわけですから、そういった方々が、いや、困っているんだったらとればいいじゃないですかというのか。そういったことについて、生活保護制度との公平性、ないし、本当に負担能力があるのかという問題について、最後、お伺いしたいと思います。」