希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
Warning: Undefined array key 12 in /home/kiboucollege/kibounippon.jp/public_html/kri/index.php on line 173
議員名岸本周平(民主党)
2014/4/18
委員会名衆議院 経済産業委員会
「この深刻な報告書が出たのが二〇一二年であります。そして、二〇一三年の三月十五日に今申し上げた特許庁業務・システム最適化計画が出ています。これは非常に正直な報告書で、私は尊敬します。ここまで正直な役所の文書は初めて見ました。私が担当課長補佐ならこうは書かないと思いますが、立派な文章です。何度も出てきます、フレーズが。「特許庁自身がシステム全体の処理の流れを網羅的かつ詳細に把握し、主体的に業務システムの運用・管理することが困難な状況となっている。」と書いてあります。日本の、あるいは世界のトップを走る特許庁が、審査の中で最も大切なシステムを自分たちが主体的に、網羅的には運用管理できていないということを正直に認めておられます。これは、一年前の報告書からまさに一年たって、大反省をして、六年かけて五十四・五億円の大損失を国民に与えた上で、その一年後に書かれた報告書です。何の反省もない、何の改善も見られない。一年、何をしていたんですか、このときの特許庁CIOは何をしていたんですか、この反省は何だったんですか。幾ら何でも、特許庁みずからが自分たちのシステムをコントロールできていないんだと堂々と書いておられて何ら恥じるところがない、おかしくありませんか、大臣政務官。」 「もう一つ、この五十四億五千万円の国民の税金を無駄遣いされた点について。まず、当事者である東芝ソリューションは幾らの賠償金を払ったのか、払うのか。さらには、プロジェクト管理責任者というのもあります。このプロジェクト管理責任者も全く無能であったということが報告書に書かれてあります、アクセンチュアさんですが。アクセンチュアさんはどういう責任をとられるのか。五十四億五千万円の損害についてこの二社はどういう責任をとられるのか、大臣政務官、教えてください。」 「内訳はわかりますか。東芝とアクセンチュアの金額、幾らずつか。」 「内訳について、わからないということはないと思いますが。これは後日で結構です、ちょっと理事会の方に提出いただければ結構ですので。あるいは、もういいです、それは。ただ、それは多分わかるはずです。わからないということは多分ないと思うので。わかりますか。」