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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名勝俣孝明(自由民主党)

2014/4/18

委員会名衆議院 内閣委員会


「次に、若年層の自殺者の増加について御質問をさせていただきます。三万人から二万七千人ということで、全体的には減少はしてきているんですけれども、残念なことに、この若年層の方々の自殺が非常にふえているということで、近年、年齢階級別に自殺者数を見ますと、本当に大変残念なことに、これからの日本を背負っていく二十代、三十代といった若年層の自殺が非常に増加傾向にあります。その原因の一つとして、やはり、この二十代、三十代は、ほかの年齢階級と比較して、勤務問題、これが大きな割合を占めているわけであります。仕事の失敗や職場の人間関係等が原因となっているケースがあるわけであります。私は、先ほど申しましたように、銀行員時代に四年間人事部におりまして、私より若い社員を身近で見てまいりました。何よりも、こうした若い社員は、全体的な印象といたしまして、競争環境に非常になれていないなという印象を感じました。例えば、私自身も三人兄弟なんですけれども、物心ついたときから、まず、テレビ番組のとり合い、要は兄弟同士のそういった競争があるわけですね、おやつの奪い合いですとか。最初の競争がそこから始まるわけなんですね。ところが、今、現代の少子化によって、一人っ子が多いですとか、兄弟の数が少ないということで、そのまま小学校に入学する、小学校に入学すると、ゆとり教育の中で順番をつけないような環境で育つ、そしてまた、さらに大学全入の時代に受験戦争もないということで、要は挫折を知らないわけなんですね。こうした競争環境の少ない中で育って会社に入りますと、まさに、社会人になると、企業間競争、また、同期との出世競争、営業ノルマ等々、競争社会が待っているわけであります。そして、その環境に適応できないで悩んでしまうという若者がたくさんいるわけであります。そんなわけで、私も、銀行員時代に、メンタルヘルス・マネジメント検定二級というものを取得いたしまして、少しでも若手社員のサポートができればというふうに考えてきたわけなんですけれども、多様化する労働環境の変化の中で、この若年層の自殺増加傾向に歯どめをするために、対策についてお伺いをいたします。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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