希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名和田政宗(みんなの党)
2014/4/21
委員会名参議院 決算委員会
「さらに、進めていきます。気仙沼市の小泉地区の巨大防潮堤建設問題についてお聞きします。これ、三枚目の資料になりますが、小泉では、人が高台移転して全く住まないところに、十四・七メートル、ビルの五階に相当する高さの防潮堤を造るわけですが、以前宮城県から説明を受けたときに、この十四・七メートルという高さにする理由として、上流の津谷地区を津波から守るためでもあるというふうに言っておりました。であれば、津谷地区への住民の説明や合意も必要になってくると思いますが、合意は取っているんでしょうか。」 「これは、今の答弁にあったように、もう県が合意形成できたということで上げてきた場合に、外形上その要件が整っていればもう国は何もできないということはこれまでの答弁で明らかになってきましたので、これ、ちょっと押し問答になるのでやりませんが、安倍総理は、この巨大防潮堤事業について見直しを考える必要があるというふうに予算委員会で答弁しておりますし、事業主体である宮城県に対して必要な助言を行っていくと答弁しています。また、国土交通省など担当省庁の幹部職員を現地に派遣してアドバイスを行っているというような答弁もありましたが、具体的に、総理の巨大防潮堤見直し発言を受け、国としてどう動いたんでしょうか。どのような助言やアドバイスを具体的に行ったんでしょうか。」 「その要望というのも、本当に住民の意見を反映しているのかというところがありまして、地域の振興会ですとか今もう形骸化しておりまして、じゃ、何人でその振興会内でも決を採ったのかというようなところも問題になるわけです。住民も私も、何も防潮堤を全く造るなと言っているわけではありません。住民合意の取り方が強引でずさんだと繰り返し言っているわけです。丁寧に住民合意を行って、高さですとかそういったものも含めて住民も納得できる形にすることが重要なわけですが、総理の見直し発言を受けて、関係各省庁、宮城県の出先機関も含めて、そういった意識を浸透させていかなくてはならないと考えます。しかし、先週、宮城県の気仙沼土木事務所の職員が防潮堤慎重派の気仙沼市の市民にこう言い放ったそうです。防潮堤建設に時間が掛かっていることについて、国会議員が遅らせているんです、和田議員とつながっているんじゃないですかというものです。防潮堤建設が遅れているのは国会議員のせいという公務員の外に向かっての発言、これは国会の国政調査権に対する冒涜であると言えると思います。こうした発言をするということは、全然宮城県の職員に総理が見直すと言った趣旨が伝わっていないわけです。この国会審議への冒涜発言も含めて、国交大臣のお考え、いかがでしょうか。」