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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名(※)鈴木克昌(生活の党)

2014/5/9

委員会名衆議院 財務金融委員会


「では次に、もう一本の方の保険業法の改正案についても少しお話をしていきたいというふうに思います。これも、先ほど来、別の委員からお話がありました、町中でもよく見かける来店型の保険ショップのような、複数の保険会社の商品を扱ういわゆる大型の乗り合い代理店などの普及が背景となって、今回の改正ということになってきたというふうに思うんですが、ここで私がぜひお伺いをしたいのは、顧客のニーズがどこにあるのかということなんですね。お客は、ほけんの窓口のようないわゆる来店型ショップに相談に来るというような方を想定しますと、漠然と保険に入る必要を感じながらも、自分はどのような保険が必要なのかわからないという方が多い、だから窓口に見えるということだと思うんです。そして、たくさんの会社のたくさんの保険商品の中からいわゆる公正中立な立場で自分に合った保険を勧めてくれるということを当然期待して訪れるというふうに思うんですね。そういう意味で、本当に公正中立な立場での紹介といいますか、あっせんという形が今のこの形態の中でできるのかどうか、そのところをまずお伺いしたいと思います。」 「法律上公正中立な立場かどうかということに対して、そうではないというお話でありました。これはちょっと、どういう形なのか、今後少し勉強させてもらいたいというふうに思うんです。いずれにしても、私が申し上げたいのは、相談に来る人は、自分と保険会社の間に立って、自分に最も適したというか、いい商品を勧めていただけるんだろうというふうに思って、皆さん見えると思うんですね。あくまでも業者は中立なんだというふうに思って期待をして来るというふうに私は思うんです。そこのところが、いや情報提供義務なんだということだけで果たして割り切れるものなのか、訪ねてきた消費者といいますかお客さんのニーズが本当にそこにあるのかどうか、その点をもう一度お聞かせいただきたいと思います。」 「最後にさせていただきますけれども、くどくなりますが、たくさんの会社の中からなぜこの会社の保険を勧めてきたんだろう、顧客といいますかお客はこういうふうに思うんですね。そして、それが自分に合っているからということではなくて、先ほどもありましたけれども、手数料の問題、要するに、代理店に入る手数料が一番多い保険だから私に勧めてきたのではないかというようなことをもしそのお客が考えるとすれば、これは信頼関係が成り立たなくなるというふうに思うんですね。そういう意味からいっても、議論がありましたけれども、やはり手数料を公開するという必要性も私はある意味ではあるんじゃないかなというふうに思います。いずれにしても、手数料の多い少ないによって勧める保険に色がつくような不適切な事案が認められた場合には、そのときには開示を義務づけるというようなことも含めて、私はやはりそういう対応をとっていく必要があるんじゃないかなというふうに思うんですが、再度そのことをお伺いして、質問を終わります。」


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