希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名大沼みずほ(自由民主党)
2014/5/13
委員会名参議院 厚生労働委員会
「国の方でやはり在宅医療の推進を掲げている以上、在宅での介護における知識を当事者、家族が正しく持つことが非常に重要と考えております。在宅で介護していた人が施設に預ける動機の一つに排せつの問題があります。現在、お風呂のサービスなど訪問介護の方にお願いできても、夜や朝の排せつでは家族の負担が多く、おむつを一度使用すると使い続ける傾向があり、排せつの問題をきっかけに施設に預けたいということが多く見受けられます。しかし、排せつに係る正しい知識、指導があればポータブルトイレなどでの自力での排せつが可能でありますし、施設や在宅においてもこういったことを進めようというような風潮が今広がってきておりますけれども、訪問医療の中でこの排せつに係る部分というのは専門性への評価というものが正しくされていないのではないかというふうに私自身思っております。いろんな記事を読みまして、資料三にもありますように、泌尿器科の先生から私もお話を聞きました。下のところにありますように、専門的に泌尿器科の先生が介入することで、尿を測ったり、あと頻度を測ったりすることで六〇%の方が排尿状態が改善、介護時間や介護費用が三〇%軽減した。また、入院高齢者に対して、五六%でおむつが減量され、二四%で不要になったと。介護者の負担が増加することはなかったと。よく、おむつを外すと余計手間暇が掛かるというようなお声があると思いますが、それは逆に私は間違った認識で、なるべくやはり自力でやることがその患者にとっても病状が進まないという意味で重要でありますし、正直、私も介護をしながら、今、娘のおむつを替えるのはもう片手でぴょっとできるんですね。ただ、大きな体の方、また認知症であればもう暴れて、二人、三人掛かりでのおむつ替えであります。これを最後まで自力で、なるべく自力でできるような指導を積極的に行うためにも、国としてもそういったことができる体制にしていただきたいと思いますけれども、どのようにお考えでしょうか。」