希望日本研究所とは、「希望あふれる日本」にするためには何をすべきかを常に考え、提言し、実行していく場所です。

希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


Warning: Undefined array key 12 in /home/kiboucollege/kibounippon.jp/public_html/kri/index.php on line 173

議員名森屋宏(自由民主党)

2014/5/20

委員会名参議院 国土交通委員会


「三名の先生方には、大変本日は御参加ありがとうございました。ただいま先生方のお話、それから、事前にいただきました、今まで先生方がいろんな場面で書いていらっしゃる、発言をされているペーパーも見させていただきました。総じて皆様方、高速道路、特に特定の、利用する人たちが受益に応じた負担をしていくんだという議論については、総じて皆様方同じ御意見をお持ちであるというふうに理解をいたしました。あわせて、これから、それを今回の法案にあるような十五年で済ますのか、あるいは先ほど先生方の方からありました永久的にいただいていくのかというふうな議論は、これは政治的な判断ということになろうかと思いますので、明後日法案審査が、この審議がこの委員会でございますので、その中で私の意見も述べていきたいというふうに思っております。そこで、今回の先生方のお話にもございましたように、基本的に、社会資本整備審議会道路分科会答申にもございましたように、道路全体の整備重視から利用重視へということでステージが変わっていくんだというふうなことでありますけれども、私は、道路というのは、高速道路、それから国道、それから都道府県道、市町村道とそれぞれあるわけでありまして、これから地域の中でそうしたそれぞれの、先ほど石田先生のお話もございましたけれども、役割をどういうふうに果たしていくのか、あるいは役割分担をどうしていくのか、あるいはお互いに時間帯によって使い分けをするというふうなこともあろうかなというふうに思います。私たちは政治家ですから地元要望というものを受けていくわけですけれども、時々、高速道路も整備をされていて、そこに並行して国道がある、そうしますと、時間帯によりましては、朝夕のラッシュ時間帯に国道が渋滞をするというふうなことになりますと、バイパスを造ってほしいというふうな議論はとかくありがちな話であります。単純に考えると、その時間帯だけ高速道路を無料とは言わないけれども安くして、国道のバイパスを造るぐらいの費用を考えるのであるならば、それは料金ということではなくて税という形の中でそこを高速道路に投入して、利用者をそこに政策的に誘導するというやり方の方がむしろ現実的であるし、すぐできるわけですから。先ほどのお話のように機械的な装置も大分進んでまいりましたので、そういうことはできるわけでありまして、そういうやり方の方がいいんじゃないかという部分があるわけですけれども、しかしながら、現実的にはなかなかそうした議論が地域の中で行うことがなかなか難しい。特に高速道路につきましては、民営化されて以来、同じテーブルの上でそうした議論をすることがなかなか難しいという場面がございます。そこで、今日はお三人の先生方に、地域の中で、交通政策という一つのテーマの中で、それぞれ高速道路、都道府県道、市町村道、あるいは国道、この使い分けを、一つの地域の中で交通政策としてどういうふうな使い方をしていくんだ、あるいは役割分担をしていくんだという、既存で現実的にはなかなか難しい枠組みなんですけれども、これについてどういうふうにしていくことがいいのか。あるいは、先ほどからお話には海外事例なんかもございましたので、何かその辺のお考え方がございましたら、お一人ずつお話を伺いたいというふうに思います。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

戻る