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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名玉木雄一郎(民主党)

2014/5/21

委員会名衆議院 農林水産委員会


「続きまして、法案の審議、法案の内容に入りたいと思います。きょうもいろいろ議論がありましたけれども、私は、この法案の方向性は極めていいと思うんですね。ただ、これは役に立つのかなと私は思っているんですよ。ぜひ役に立ってもらいたいと思うんです。つまり、地域の伝統とか特性を生かした農産品あるいは食品、こういったものの努力が報われる制度というふうに思っております。例えば、これから具体例を出していきますけれども、私は香川県の出身で、昔の名前を讃岐といいます。高知なら土佐。この古い名称についても保護対象になっているというふうに認識しておりますが、例えば、典型的な香川県の食品である讃岐うどんを仮に本法に基づいて登録をしたら、あるいは登録がそもそもできるのかというところなんですが、讃岐うどんという名称は本法の保護対象になるのかどうなのか、この点、お答えいただけますか。」 「これは事務方でもいいんですが、この委員会でも何度も取り上げましたけれども、讃岐うどんは、原料は今ほとんどASWですね。オーストラリアン・スタンダード・ホワイトというオーストラリアからの輸入小麦です。原材料がその地域のものじゃなくても、極端な話、外国のものであっても、何かその地域の伝統のわざとか製法とか、そういったものを使ってやる場合には、今回の我が国のこの法律の保護対象になり得るのかならないのか、この点、お答えいただけますか。」 「もう一つ。私は、大学に入学するときに初めて東京に出てきたんですけれども、びっくりしたことが一つあって、讃岐うどんということで売っているうどんをうどん屋に入って食べたら、だしが真っ黒けなんですね。これは大阪とか京都とか、関西系の人にも御同意いただけるんですが、温かいそばのそばを抜いたものにうどんを入れて讃岐うどんみたいに出している店が、最近は減りましたけれども、さっき大臣がお答えいただいて、大分知名度が上がってきて、全国チェーンの店もふえてきたのでいいんですが、昔はあれを見て、これを讃岐うどんと呼ばないでくれと思ったわけですよ。今でもそういううどんを讃岐うどんで売っているところはあるんですけれども、私は、これを提訴はしないまでも、ちょっと注意申し上げたいなという気持ちがするんです。ただ、質問は、食品が対象になっているということなんですが、うどんの麺と、今私が申し上げた、問題だと言った黒い汁、だし、これを組み合わせた食品である讃岐うどんというものが、幾つか仮定の話をされましたけれども、何か特殊な讃岐うどんで登録しようとしたら、麺とだしを組み合わせた料理たる讃岐うどんは今回の法律の保護対象になっているのかどうか、この点、ちょっと確認したいので、お願いします。」


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