希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名井原巧(自由民主党)
2014/5/21
委員会名参議院 国の統治機構に関する調査会
「じゃ、まず、今の堀井委員とも関連するんですけれども、私も新しく加わって感じたことでありますけれども、一つは議院内閣制の、そもそも二院制を採用しながらまた議院内閣制を採用しているという我が国の憲法の理念を考えたときに、一つは、衆議院というのはもちろん総理が解散権を持っているから、内閣からの牽制というのは非常に大きなものがあります。逆に、衆議院の方は内閣総辞職という不信任案を出せるというその強い権限がありますけれども、参議院の場合は、ねじれ国会で経験したように、参議院がねじれた方が非常に国政が停滞をする可能性の危険性が非常に高いと、こう言われています。ですから、本当は法が求めているものというのは、議院内閣制で政府・与党一体という言葉というのは、実は本当は衆議院と内閣の関係なんだろうというふうに思うんですね。ですから、これはいいか悪いかは別でありますけれども、参議院が内閣に関与するというか、入閣するというのが本当にいいのか悪いのかというのが恐らく原点だろうと思うんです。ですから、政府に議会から入っていくというのは、本来求めるところというと、多分衆議院が本来の今の形からいうと理念ではないのかなというのが、思っているのが一点です。しかしながら、そうはいいながら、法律外のところにも政党政治というものを導入していますから、衆参とも選挙という中で政党政治が生まれているから、幾分か参議院も内閣に加わっているというのが今の実態であろうというふうに思っておりますから、その原点を忘れないような院の在り方というものを考えていくべきだというふうに思っております。」