希望日本研究所とは、「希望あふれる日本」にするためには何をすべきかを常に考え、提言し、実行していく場所です。

希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


Warning: Undefined array key 12 in /home/kiboucollege/kibounippon.jp/public_html/kri/index.php on line 173

議員名渡邉美樹(自由民主党)

2014/5/21

委員会名参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会


「私は、二十九年間経営者でありまして、政治家としては本当、一年弱でございます。失われた二十年、まさにアジア十数か国を含め、日本を海外から見て経営をしてまいりました。その中で、本当に経営者の立場として、今実際にこのデフレを脱却するためにはどうしたらいいのかということを意見を言わせていただきたいというふうに思います。十五年以上アジア、香港を中心に事業をしてまいりましたが、正直申し上げて日本は商売がしにくい、事業がしにくい国だというふうに見ておりました。私、デフレの原因は客観的に見て何かといったら、これは円高だと思っております。この円高が全てであって、その次に企業が戦いにくい状況があったんだというふうに思っています。企業が戦いにくい状況はどんな状況かということで、ひとつ資料をどうぞ御覧ください。これは世銀の資料でございますが、規制の質ということで、日本がアジアで本当に戦わなきゃいけないシンガポールそれから香港が一位、二位にもかかわらず、日本が三十五位と。端的に申し上げて、日本は本当に商売しにくいということです。なぜ商売しにくいのか。このア、イ、ウ、エ、オ、カからいくならば、不公平な競争慣行があるということでありまして、物価統制がされているということで、差別的な関税があるということで、過度の保護がある、新しい事業を始めるのは容易ではないということで、また外資系企業が新たに拠点を構えるのは容易ではないというこの内容でございます。カでいうならば、法人税等が非常に高い、だから入ってこないというようなことは、これはもう明らかだというふうに思います。私は、このデフレ脱却のためには、やはり農業がどうだとか医療がどうだとかいう問題ではなく、本当にグローバルな視点から、海外の企業がこの日本で戦えることができるのか、日本が戦いやすいのかということをもう一度見直すべきだと思います。これが一点です。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

戻る