希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名笠浩史(民主党)
2014/5/21
委員会名衆議院 文部科学委員会
「次に、実は、今週月曜日十九日に、私どもの民主党の視察団が沖縄県の八重山地区のあの教科書の採択問題に関して、県あるいは石垣市、竹富町の教育委員会関係者などと意見交換をしてまいりました。当委員会でも質問した中川元文科大臣を団長にしながら行ってきたわけで、ちょっと私は参加できなかったんですけれども。それで、ちょうどきょう十五時から沖縄県の定例の教育委員会が開催をされて、八重山地区を含めて幾つか、これは、いろいろな事情があって採択地区の見直しがこの八重山を含めて行われるというふうに承知をしております。先般の法改正でも、これは当然ながら県教委に権限があるわけですけれども、この間、文科省としていろいろな指導をしてきた経緯もございますが、最終的な権限は県にあるという中で、きょうどういった結論が出るのかということは、地元の新聞なんかでいろいろと報じられてはおりますけれども、いずれにしても、この県の結論というものを文科省としては尊重するということでよろしいんでしょうか。」 「今、石垣市の教育長のお話がありました。私も報告をきのう視察団からちょっと受けたんですけれども、石垣市の教育長は、八重山は一つという合い言葉で進めてきており、石垣市側から採択地区を分けるという話はできない、ただ、共同採択地区については、これは当たり前ですけれども、県が決めることであり、石垣市に権限はないんだという説明があったというふうに報告を受けております。前川局長、今は大臣からもありましたけれども、四月二十二日に県教委の諸見里教育長を文科省に呼んで指導をしたという経緯がございますけれども、これは具体的にどういう指導をされたのか、ちょっと改めてその点をお聞かせください。」 「今、そういったことを指導されたということだけれども、そういったことも踏まえて、きょう、沖縄県教委が結論を出すわけですよ。先般の法改正はそのためにやったわけじゃないんですけれども、結果として、今、市町村ごとに単独採択地区の選択ができるということになったわけですよ、郡をなくしていくという中で。その中で今伝えられているのは、恐らく県教委は、竹富を単独採択地区にというようなことを判断するのじゃないかということが伝えられております。大臣、もう一回確認なんですけれども、きょうどういう結論が出るかわからないけれども、もし、そういった竹富を単独採択地区にするということに、これはもちろん採択については来年度からのあれになりますけれども、そうなると、それはもう文科省としても、それは仕方がない、これは県教委の権限であるということになるということでよろしゅうございますか。」 「今、大臣から、もちろんきょうこれからのあれなので、大臣が予断を持ってということは私も理解します。ただ、調査研究、確かにこれがきちんとできる体制を整えられるのかということは、私も、それは大きなやはりポイントだろうと思っています。八重山の中で、これから単独になるのにそれは一緒にやるというわけにいかないし、それはまあ恐らく石垣だって、ほかのところは、それはもう勘弁してくれということになるでしょう。そのときに、では竹富が単独でやるだけの力が本当にあるのかどうか。そして、県教委がもしそういう判断をするのであれば、ちょっと前川局長、あれですけれども、その点についても指導されたんですよね。今の調査研究の点についても先ほど言及がありません。ちょっと確認させてください。」 「実は、ここは私どもの視察団も、当然ながら、やはり今おっしゃったことは当然なことでして、それはやはり子供たちに責任を持たなければなりませんから、それであれしたところ、その竹富町の教育長の私案としては、管理職校長そして退職教員も採択調査員に加えていく、それと、いや、私も実は今回初めてあれだったんですけれども、各島ごとに幾つか学校があって、原則、学校ごとに一教科ごとの割り振りをしていくという案を考えているということを何か私どもの視察団にはおっしゃったらしいです。ただ、それが本当に、人員確保が竹富の範囲の中でできるのかどうか、そこを沖縄県教委はどういうふうにまた支援を仮にしていくのかというところは、私も詳細はわかりません。あすですか、そこはどういうふうな形で文科省に対する回答があるのかどうか。それで、この調査研究を、これは文部科学省が指導しておりますから、当然重く受けとめていると思うんですよ、県の教育委員会にしても。ただ、そういう中で、やはり具体的な提案が恐らく行われると思うんですよ、もし県教委が単独採択を選択する場合には。この提案について、妥当であるのかどうか、本当にできるのかどうか、そこあたりの判断というものは、局長、どのようにその後していくことになるわけですか。」