希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名井坂信彦(結いの党)
2014/5/23
委員会名衆議院 厚生労働委員会
「まず、付加保険料という制度について伺います。月々四百円の追加の保険料を払うことによって、将来、納めた月数掛ける二百円の年額保険料を追加できる付加保険料制度は、単純に計算をするだけでわかりますが、付加保険料だけの年金財政収支というのは大幅な赤字になっているのではないでしょうか。大臣にお伺いいたします。」 「これは、普通の国民年金保険料は、四十年間毎月納めると、一生で七百三十二万円、もちろん今の金額でということですが。それに対してもらえる月額年金が六万四千四百円になるということなので、これを百十四カ月もらうと、払った保険料ともらう年金が均衡する。こういう割合に対して、付加保険料は、四十年間納付すると十九万二千円、それに対して、月額の追加でもらえる金額が八千円ということで、二十四カ月、二年間もらえば元が取れてしまうということで、ちょっと信じられないぐらいの計算になっているわけであります。確かに、金額が微々たるもので、しかもよく知られていないので誰も入っていないから影響は軽微だというのはよくわかるんですが、私が申し上げたいのは、大昔のインフレ時代に有効だった制度かもしれませんが、今はほとんど意味のない制度だと思っておりますので、率直に言って廃止したらどうかと思いますが、いかがでしょうか。」 「大変中途半端な制度になっていると思います。もし二階建てというのであれば、例えば月額四千円とか、本当に意味のある保険料を取って、意味のある年金を払うべきだと思いますし、こういうほとんど意味のない制度、しかも影響が軽微だと逆に大臣がおっしゃるような、本当は、みんなが使っていれば物すごい悪影響のある制度ですよ。そういうほとんど使われていない制度をただ漫然と継続することのコストも、よく考えていただきたいと思います。今回、またいろいろな制度がつけ加えられて、本当に複雑怪奇になって、周知徹底、広報、それから、これはこれで個別にちゃんと入りと出を個人個人で管理していくわけでありますから、本当にこういったコストをこのまま支払い続けるのか。やめるつもりはないとおっしゃいますけれども、そんな言い切っていいのか。答弁の修正をしていただけませんか。」