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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名和田政宗(みんなの党)

2014/5/23

委員会名参議院 東日本大震災復興特別委員会


「次に、被災地の巨大防潮堤問題について聞きます。三月に安倍総理が、予算委員会の答弁において、巨大防潮堤事業については見直しを考える必要があるというふうに述べています。これは、当委員会に所属します自民党の片山さつき議員の質問に対する総理の答弁であったわけです。一国の総理の答弁、極めて重いものだと考えますが、総理の答弁以降どのように見直しを行ったのか、具体的にお答えください。」 「その巨大防潮堤事業の費用対効果の検証について聞きます。今答弁にありましたように、宮城県の気仙沼市の小泉地区の防潮堤、人が高台移転して全く住まないところに二百三十億円を掛けて防潮堤を造る計画なわけです。すなわち、農地などを守るために巨費を投じるわけですけれども、どれだけの農業生産額が守られ、どれだけの財産が守られ、今後どれだけの経済効果があるのでしょうか。今後のメンテナンス費用についても算出しているのか、お答えください。」 「この巨大防潮堤事業の基になっている堤防の高さに対する考え方は、二〇一一年の国交省などによる通知が基になっています。この通知では、堤防の高さについて、海岸の機能の多様性への配慮、環境保全、周辺環境との調和、経済性、維持管理の容易性、施工性、公衆の利用等を総合的に考慮しつつ、海岸管理者が適切に定めるものであることに留意すると書かれています。この文章にのっとって事業がなされていれば問題は少ないと思いますけれども、宮城県においては到底こうしたものが適切に考慮されているとは考えられません。総理も見直しを考える必要があると言明しているわけですし、見直しが進むように新たな通知を出すべきと考えますが、いかがでしょうか。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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