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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名松沢成文(みんなの党)

2014/7/15

委員会名参議院 予算委員会


「もう一つ具体的な例を挙げます。朝鮮半島、この朝鮮半島有事こそが、日本は集団的自衛権を認めていかないと日本にも危機が及ぶというふうにこれまで語られてきました。朝鮮半島は、今、北朝鮮、もう弾道ミサイルからスカッドミサイルまでばんばん撃って日本海なんかにも飛ばしています。それから、これまで、ここ数年の間にも韓国と軍事境界線を越えて砲撃してきたり、あるいは船を沈めたり、もう戦争の直前まで、一触即発のところまで行っているんですよ。これから数年の間に朝鮮半島でそういう有事が起きて、そのときにアメリカから、実は一九九三年の朝鮮半島危機のときもアメリカは、北朝鮮がNPTを抜ける、それから核査察を拒むということで、核施設をたたくということでアメリカは計画を立てた。そのときに、日本に協力を求めたけれども、日本は集団的自衛権があるからできませんと断った。あるんですね。今回は、集団的自衛権を部分的に認めるわけですね。朝鮮半島有事というのは明らかに日本に影響を与えます。今回、これから先に、近未来に朝鮮半島で有事が起きてアメリカから協力を求められたときに、日本はきちっと対応するんですか。いかがでしょうか。」 「ただ、問題は韓国なんです。今、韓国は、様々な報道であるように、日本が集団的自衛権を認めたことを実はもう韓国の大統領も否定的、非難をしているんですね。朴大統領に言わせれば、歴史修正主義を取るような国に集団的自衛権を認める資格はないと、私もよく訳分からないんですが、こんなことも言っていますよね。それから、韓国の国会は日本の集団的自衛権なんか絶対に使わせないという糾弾決議まで行っちゃっているんですね。それから、韓国は、領土、領空、領海だけじゃなくて、連合軍と、何とか戦闘何とか地域という軍が活動する地域、この中にも自衛隊が入ることはまかり通らぬと、ここまで言っちゃっているんです。これじゃ、朝鮮半島有事で日本が協力してどうにか収めようと思っても、これ、アメリカは出てきてくれ、韓国は日本なんて来なくていいと。これだったら、何にも日本、行動できないじゃないですか。韓国に対してはどのようにこれから集団的自衛権の必要性を説明していくんでしょうか。」


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