希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名武見敬三(自由民主党)
2014/11/4
委員会名参議院 厚生労働委員会
「実際に今回も、我が国としては自給自足の体制の整ったこうしたグループあるいは部隊を派遣するのが好ましかったんだろうと思いますけれども、現状ではまだその体制が十分でないと。その十分でない一つの理由として、自衛隊の衛生力をもっと向上しなきゃいけないんだというようなことも挙げられているというふうに聞いております。この点について防衛省にお聞きします。例えば、防衛医大、ここに防衛医学研究センターというのがあります。ここで、有事、災害時の研究として、シーバーン、CBRNEですね、これはケミカルと、それからバイオロジカルと、それからラジオロジカル、それからニュークリア、そしてエクスプローシブだろうと思いますが、そのCBRNEテロに対する防護及び特殊研究に関する研究というのがその中にある。また、平時においては、国際貢献を含むということで、研究には、感染症発生動向調査とリスク解析に関する研究の項目があるというふうに私は伺っております。であるがゆえに、二〇一二年には、四月、感染症疫学対策研究官が設置されたというふうに私も理解しているところであります。このセンターに関しましては、こうしたNBCの暴露に伴う特殊医療に関する研究に、さらに研究員や研究補助員、さらには研究施設等の拡充が必要で、研究基盤の整備は不可欠だというふうにホームページには書いてあるんですが、実際にその実態について、どこまで不足しているのか、これは全く分からない。この点について、まず、現在の防衛医学研究センターの研究体制ではエボラ対策上貢献ができないというのはどういうことなのかをちょっと御説明いただきたいと思います。」 「今の御指摘、甚だ心もとないんですが、要は、これから確実にエボラだけでなくこうした危険な感染症が広がってくる確率が高まってきている時代の中で、これはまさに国際社会共通の平和と安定を脅かす脅威であるという認識が広く国連を通じて認識されてきている。こういう中で、やはり自衛隊もこうした国際社会の共通の脅威に対していかに貢献するかというのは、重要な私は自衛隊のこれからの任務だろうというふうに思います。したがって、そこをやはりこの際きちんと明確にしていただく必要があると思うのでありますが、この点はいかがでしょうか。」 「実際に、このCBRNE対策というのは、生物テロなどの人為的なものに限定されないで、感染症のパンデミックなどもCBRNE災害に準じて扱われるというのが通常の国々の基本的な考え方ですから、我が国もやはりそういう考え方をきちんと定着させていただきたいというふうに思います。現に、我が国には、陸上自衛隊に中央特殊武器防護隊というのがありますよね。これ、陸自の対NBC兵器専門の化学科部隊で百五十名で構成されていると。こうした部隊というのは、今私が指摘しましたような感染症のパンデミック対応といったようなものは任務の対象とはなっていないんですか。」